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「縁尋奇妙」時代のコミュニケーション戦略

久米繊維工業の久米信行社長の本「メール道」(NTT出版)の出版パーティーがあった。「パーティなどという晴れがましいことは嫌い」(久米さん)と何も予定されていなかったようなのだが、周囲の人々の中から声があがり、キープラネットの川野さんと、ともクリエーションズの渡邉さんのプロデュースで開催のはこびとなった。

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キムタケは坂本龍馬になれるか?なれますとも!

年金問題公開討論会に参加した。
今回はホスト役に回った木村剛氏の手腕によるところが大きいが、ゲストスピーカーの自民党、河野議員、民主党、古川議員のそれぞれから本音に近い話が聞けて大変興味深かった。

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イカロスの墜落~共同通信ブログ休止の波紋~

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イカロスの墜落(フリューゲル)>拡大できます

共同通信が「署名で書く記者のニュース日記」というブログを今年の3月から立ち上げている。
大手マスコミの記者が個人の資格とはいえ、社名も明示しながらブログというメディアとどのようにつきあっていくのだろうかという関心から、時々チェックをしていた。このブログを運営している小池新編集長は、社会部を振り出しに、30余年もの記者生活を送ったベテラン編集委員。文章からは大マスコミの記者にありがちな偉ぶった風な所がなく、個人的にはむしろ親しみの持てる人物と感じていた。
ところが、このブログが、突然大荒れし、更新中止にまで追い込まれてしまった。そのことは大西宏さんのブログを通じて知ったのだが、確認してみると、6月29日付けのエントリー記事を最後に、367件にも達するコメントの海に沈没する形で、休止状態になっている。

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ブログは今すぐはじめて、一生続けるべし

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メール道(NTT出版)

鈴木大吉さんが主宰される「IT研究会」が、21日で100回目の開催を迎えるということだったので久しぶりに参加させてもらった。鈴木さんは日本団体生命を副社長まで勤め上げられ、これからは悠々自適かと思いきや、

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青山ブックセンター倒産!~出版業界おわりのはじまり~

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<写真:新文化ニュースより>

青山ブックセンターが営業中止 おしゃれな店づくり定評<asahi.comより>

東京、神奈川に7店舗をもち、芸術、文化関係の出版物などに重点を置いた個性的な品ぞろえで知られる書店「青山ブックセンター」(本店・東京都渋谷区)が、16日限りで営業を中止した。取引先の出版取次会社の栗田出版販売がこの日、東京地裁に同書店のグループ3社の破産申し立てをしたため、営業の継続を断念したとみられる。

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ブログ党宣言!&がんばれ!小松原営業部長

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月刊!木村剛vol.1「こんな年金改革で満足できるか?」

本邦初のブログ月刊誌誕生

<bk1、Amazonに投稿した書評より>

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ここはどこ?わたしはナポリタン?

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<広場を中心に建物が並ぶ、荘厳な建築物は・・・>

汐留で仕事があり、帰りがけに浜松町に向かってプラプラしていたら、工事中の路地に迷い込んだ。
まあ、歩いて行けばどこかにたどり着くだろうとかまわず歩いていくと、突然、視界が開け、白日夢のように目の前にヨーロッパ風の広場が現れた。

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世田谷区の苦悩、団塊世代を活かす道

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<ユニークなデザインのアムステルダムの老人向けハウジングコンプレックスOklahoma >

生まれてこのかた、下町と呼ばれる地域にへばりついて生きてきたので、「山の手」のことはあまり良く知らない。
けれど、あるフォーラムで世田谷区の行政担当者と話す機会があり、彼らが今、大きな悩みを抱えていることを知った。

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ビジネスブログの黎明、ブログが変える企業文化

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日立製作所が企業向けのブログサービス「BOXERBLOG powered by TypePad」の提供を始めている。
6日、六本木ヒルズで「The Day of Collaboration 」というセミナーが開催された。国内大手のITベンダーで企業向けのBlogソリューションの提供を始めたのは日立製作所が先駆けいえるだろう。波多野blogの波多野精紀さんも指摘しているが、ビジネス分野のブログがまだまだ少ない中にあって、こうしたサービスの登場には大いに注目したい。

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千住「大はし」~変わらないことの価値~

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千住に「大はし」という大衆居酒屋がある。
北千住は私の家まであと数駅という場所なのだが、ついつい途中下車して、この「大はし」に立ち寄ってしまう。建物が老朽化し、ついにビルに建て替えることになり、昨年から改装工事が進んでいたのだが、久しぶりに行ってみると新店舗になっていた。


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子どもたちの反乱がはじまった?

私の前回の記事「佐世保事件とバトル・ロワイアル」に、いくつかのコメントやトラックバックをいただいた。
バトル・ロワイアル(BR)を読んで見て、これが優れた「ファンタジー作品」だという受けとめ方から、佐世保の事件を引き起こした少女に見えていたものを自分なりに想像してまとめた文章である。もちろん、あの少女の心の闇をこんな文章にまとめただけでつかみきれるはずもない。しかし、彼女がファンタジーの世界を生きていたのだという理解の仕方をすることで、小六の少女が、我々から見てかくもおぞましいと感じられる事件をどうして引き起こしたのか、その心情に少しだけ近づけた気もした。

バトル・ロワイアル(BR)は正統ファンタジー

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