« 2010年、映像メディア・ビジネス 未来への旅(2) | Main | タテタカコという名のカナリア »

読売新聞が死んだ日

日本プロ野球史上初めてのストライキが実施され、新聞各紙の日曜の朝刊には、その関連の記事が躍った。
多くの新聞やTVマスコミが、選手会の苦渋の選択に対して同情的な論調を張る中にあって、読売新聞が一面トップで根来コミッショナーのインタビューを掲載しつつ、社説では「何が選手たちの真の望みなのか」という噴飯もののタイトルで、今回のストの責任を選手たちに一方的に押しつけ、さらにご丁寧なことには「試合を拒む選手の背中など、子供たちに見せたくないのだ」と子供たちのことまで材料にして説教を垂れていた。

「来季から(球団を)増やす」「最大限努力する」。この文言を選手会は合意文書に入れたがった。  経営側は、これでは来季に十二球団の態勢で臨むことが前提となってしまい、「新規参入球団の公正な審査にタガをはめてしまう」と、受け入れなかった。 この点を「かたくなだ」として、ストの責任を経営側に転嫁する声がある。そうだろうか。新規参入を目指す球団の「審査」は、慎重の上にも慎重を期す必要がある。経営側がこだわるのは、過去にいくつもの失敗例を知っているからだ。

いったい、ここで言われている「公正な審査」とはどんな審査のことをいっているのだろうか。公正という限りは、その基準を明確にし、判断のプロセスを誰にでもわかるように公開しなければならない。それができないのなら、「公正」などという言葉は、はなから使うべきではない。
結論からいおう。公正な新規参入審査などこのオーナー会議(プロ野球機構)にはもともと無かったし、審査基準についても透明性などは存在しなかった。なぜなら、プロ野球機構という集団は、会員制の名門ゴルフ倶楽部のようなものだからだ。
世の財界人や政治家を会員に持つ名門ゴルフ倶楽部は、わかりやすくいえば「仲良しクラブ」で、気心の知れたエスタブリシュメントたちが集まる場である。入会審査というのがあるが、気に入らない奴は入れてやらないというのが唯一の審査基準である。どんなに社会的な地位があろうと、財力があろうと関係ない、既存メンバーに嫌われたらそれで入会資格はなくなる。プロ野球機構というのは、こうした名門ゴルフ倶楽部同様、「仲良しクラブ」なのだと考えると、オーナーたちの行動は、極めて理解しやすくなる。

オリックスの宮内社長などは、本来はバリバリの規制緩和論者である。本業における経営者としての手腕も実証されている。「ライブドアの堀江氏ごときのベンチャーの若造に球団経営がなっていないなどと言われるような筋合いは無い」と個人的は思っているだろう。にも関わらず、これまでの一連の言動にはビジョンのかけらも感じられず「冴えない」の一言につきる。他の電鉄系の経営者たちのように老害呼ばわりされるような経営者ではないのに、宮内さんは一体どうしてしまったのだろうというのが、ずっと私が抱いていた率直な感想なのだが、機構が「名門ゴルフ倶楽部」なのだということに気づくに至って、その疑問が氷解した。
仲良しクラブでは、宮内社長がいかに経営手腕に優れているかどうかは、関係が無い。要は嫌われないことだけが大事なのだ。

忘れてならないことが、もう一つ、同じ論理で動いている組織があることだ。それは、記者クラブである。
ドラフト対象選手への不正な金品の受け渡しの責任をとってオーナー会議を辞めさせられたナベツネが、オーナー会議のメンバーの中で、妙にイキイキしていたのは、巨人というポジションの強さにもよるが、そこが勝手知った記者クラブのような集まりであったからではないかーと想像している。

野球はゴルフ倶楽部ではない

名門ゴルフ倶楽部のように、(個人的には、こうしたスノッブな集団には、近寄りたくないと思っているが)ゴルフを仲間内でやるために、公正でない基準で組織される場があっても、それは否定しない。しかし、それが、野球のように本来、多くのファンによって支えられている大衆スポーツや、ジャーナリズムの名のもとで多くの読者のために発行されている新聞の世界で、その論理が公然と主張されているとすれば、許すことができない。野球はゴルフ倶楽部ではない。

コミッショナーが提案した「新規加入球団審査委員会」に、来季から、公平で透明な審査を託そう。経営側の考えは一致していた。  選手会の希望で“密室”の中、続けられた交渉は、時間切れ寸前に一度合意に近づいた。新規参入について「最大限誠意をもって審査する」という妥協案だった。だが、「二〇〇五年」の挿入にこだわる選手会の弁護士と一握りの選手によって、議論は振り出しに戻った。  「勝ったのは弁護士だけ。第三者を介在させたのは間違いだった」と、パの元球団代表が分析していた。

こうした文章に騙されてはいけない。
“密室”という言葉で水面下の交渉過程をいかにも見てきたような印象を与え、悪徳弁護士に選手たちが躍らされているかのようなサブメッセージを送っている。しかもその言葉は匿名のパの元球団代表の言葉を借りていて、選手側の弁護士から名誉毀損などで訴えられるリスクを巧妙に回避している。この新聞の主筆が「たかが」と評した選手を社説で取り上げ、「一握りの選手によって」合意がご破算に終わったとこき下ろしているのだ。天下の公器としてここまで書くなら、名指しで書くのが相手(選手)に対する礼儀というものだろう。それもできずに文章を書き散らしているのは、卑劣としかいいようがない。

マスコミとしての死

1千万部を誇る天下の読売新聞が、社説という新聞の顔で、とうとうこうした恥さらしな文章を晒すようになってしまったのかと思うと本当に情けなくなる。読売新聞という、本来、読者や社会に対してどこまでも開かれていなくてはならない存在が、「仲良しクラブ」あるいは「記者クラブ」のように、外部に対して閉じられてしまったのだ。それはマスコミとしての死を意味する。

以前の記事で、長嶋の解任が騒ぎがあったときに、私は読売新聞社に直接電話をして、抗議するとともに読売新聞の購読をやめたという話を書いた。実際、こうした人々は数多くいたようで、当時、数十万部の単位で読売は部数を落とし、以後、長嶋批判は読売新聞ではタブーになった。私が、今も巨人ファンで読売新聞を購読していたとしたら、この読売新聞の存亡の危機に際して、一人の読者としての考えをわかってもらうため、何ヶ月か読売新聞の購読を止めることだろう。野球の将来、読売新聞というマスコミの将来を憂える人々にとっては、選手会がストをやるのと同様に、ボイコットという選択肢もある。

(カトラー)


|

« 2010年、映像メディア・ビジネス 未来への旅(2) | Main | タテタカコという名のカナリア »

Comments

私のサイトにトラックバック有り難うございました。
読売に限らず数百万の発行部数の新聞が数紙あります。これらに世論が操作されてしまうのは問題だと思います。
しかし、この件は読売の思うようにはいかないでしょう。これから読売がどうなっていくかは興味があります。
「たかが野球」で躓くことになるかもしれません。
これは「たかが、、、」ですまされる話ではありません。読売の体質がよく出ている象徴的な事件です。

Posted by: Helio | 2004.09.20 at 05:45 PM

さすがはカトラーさん、いつ読んでも素晴らしい考察と文章ですね。(某社説を書いた記者に読ませたい、笑)

もし、あの社説がブログで書かれていたら、「ニュース日記」どころの騒ぎでは済まなかったでしょうね。
そう考えると、大手新聞のコラムでは、その影響力の割には責任がつきまとわない仕組みが、腹立たしく思えます。

Posted by: あざらしサラダ | 2004.09.20 at 07:37 PM

TBありがとうございます
落ちないナックルのsinです

読売新聞の社説、自分の自宅は中日新聞なので実際に読んではいないのですが、
カトラーさんの記事や他のbolgの記事を見る限り、ため息が出るばかりです

深いところまではわかりませんが、新聞という媒体を使って購読者の考えを混乱させることは、
社会にとってプラスになることはないはず
そうまでしてして自分たちを正当化しようとする読売新聞のやり方には怒りすら覚えます

Posted by: sin | 2004.09.20 at 10:40 PM

宮内オーナーについて。
>これまでの一連の言動にはビジョンのかけらも感じられず「冴えない」の一言につきる。

確かにそのとおり。
ただ、彼が状況をつくっているのではないかとも思えます。

ということで、虎場しましたー。

Posted by: 菱沼かれい | 2004.09.20 at 11:59 PM

まあナベツネが主筆になった時点で読売は死んだんだけどね。もう20年近く前の話。

読んで就職をやめた内定学生がいたくらいだ。

Posted by: さいもん | 2004.09.27 at 10:13 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20869/1473215

Listed below are links to weblogs that reference 読売新聞が死んだ日:

» 選手会、そしてプロ野球の未来を応援するために [ゆびとま]
前回と前々回のエントリ、古田の涙とそうだ プロ野球へ行こうで、選手会のために「何 [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 06:44 AM

» ライブドア新球団の上場 [株式投資日記〜行け!ライブドア!]
私はライブドア新球団の上場案に興味があります。そうすれば否が応でも情報開示しなければならないので、球団における資金の流れが株主や一般に人にもわかるようになる・・... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 08:36 AM

» 読売社説第三弾を読む [Fireside Chats]
読売新聞の9月18日、19日の社説は、ジャーナリズムしての読売新聞のクオリティレベルを露わなものにする歴史的資料でしたね。 あざらしサラダさんは♪本当にプロが書... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 08:38 AM

» ★★私は古田を指示します!!皆さんもそうですよね!★★ [株式投資家 ルーの4753(ライブドア)株式投資blog(ブログ)]
老害をつぶしましょう!ライブドアがんばれ!!楽天よ後から出てきてふざけないで。読売もそれでもプロか? [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 08:53 AM

» マスコミの巧みな誘導手法1 - サブメッセージを送る - [TV beta delphinus.]
katolarさんのところで、やはり、プロ野球ストライキに関する話題の読売新聞の社説について言及されていますが、その中で、読売新聞社がやっている巧みな手法につ... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 09:47 AM

» 評することすらアホらしい、読売の社説 [So What ?!]
既に多くのBLOGでも取り上げられている読売新聞の社説。 昨日に引き続き、懲りもせず今日もやっている。 ここに引用して掲載するのも嫌になる程の幼稚かつ露骨な... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 11:25 AM

» 読売はひどい! [Happy Surprised!〜アカルクイコウ!〜]
今回許せないのが、巨人・読売グループである。他のチームなら2軍でいい成績を残したら、1軍に行ってそこでも活躍できればレギュラー定着となる。当然、チームは2軍選手... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 11:54 AM

» 読売社説の読み方 [一撃必殺!一刀両断・改]
 読売新聞が社説でプロ野球のスト問題に触れるようになって今日で3日目。  相変わ [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 12:29 PM

» プロ野球スト突入 [ガ島通信]
ついにプロ野球がストに突入しました。前回に続いて既存メディアの対応と問題点を書いてみたいと思います。 やはり、まずチェックすべきは読売新聞でしょう。1面に運動... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 01:41 PM

» 読売の社説にあきれました [時代はずれ(v4)]
その社の主張として載せる論説のことを社説といいます。 我が社はこう思う!ってことを論じるわけです。 読売新聞9月20日付は昨日に引き続いてあきれる内容で... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 05:24 PM

» ♪本当にプロが書いた社説なの? [あざらしサラダ]
●昨日今日の読売新聞社説が、色々なブログで話題になっているので、余り気が進まないが読んでみた。  はっきり言って、これがプロの記者が書いた「社説」なのかと... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 07:31 PM

» 今、一人の野球ファンとしてとれる行動 [会長のいろんなもの紹介]
考えました。結論の前にボクなりのまとめ。 ・・・・・・・・ おそらく今回ほど支持を得ているストはないしょう。また論点もはっきりしています。 今... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 10:43 PM

» やっぱり逃げた根来コミッショナー 皆さん許せますか? [株式投資家 ルーの4753(ライブドア)株式投資blog(ブログ)]
前科もの許してよいのでしょうか? [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 11:03 PM

» やっぱり野球はいいもんだ! [落ちないナックル]
この場を借りて・・・ 多くのトラックバック、コメントほんとありがとうございます 今回の一件で多くの人の記事に目を通すことが出来ました インターネットのbolg... [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 11:24 PM

» 社説を読んでみよう2&根来の最後っ屁 [つげちゃんのNEW気ま日記]
まさか「2」をやるはめになるとは思いませんでしたが。(^^;;; きのうの読売社 [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 11:31 PM

» プロ野球再編 小泉総理、新規参入を支持。宮内オーナーは沈黙 [菱沼かれいの日本酒残日録]
プロ野球再編問題 その7です。 小泉純一郎首相は19日夕(日本時間20日朝)、日 [Read More]

Tracked on 2004.09.20 at 11:51 PM

» プロ野球はオーナーの遊びで、新聞は社主の娯楽だとしても [my.Hurusato.org]
読売新聞はさすがに社説の使い方がウマイ!:「ナベツネ新聞」と改称か? ♪本当にプロが書いた社説なの? 読売新聞が死んだ日 以上、3つのエントリーとも、... [Read More]

Tracked on 2004.09.21 at 02:43 PM

» プロ野球は誰のものか [大西 宏のマーケティング・エッセンス]
会社はいったい誰のために経営すべきかという問いかけには、簡単な答えはありません。出資している株主さんだ、社員や取引先といった会社を支えてくれる人たちだ、いやお客... [Read More]

Tracked on 2004.09.21 at 02:51 PM

» http://rim-area.cocolog-nifty.com/annex/2004/09/post_8.html [周辺領域・別館]
この記事は以下の記事にトラックバックしたものです。 読売新聞が死んだ日 読売新聞 [Read More]

Tracked on 2004.09.21 at 09:08 PM

» |とんでもない男前|スト問題途中に新組織へ就任していた住職っ! [おバカなサイトをコレクション]
住職資格をもつ「根来 泰周」さん。72歳。 損失18億9000万円、プロ野球初のストで、大きなポイントとなった人だ。 カレは凄く男前だ。スト問題途中... [Read More]

Tracked on 2004.09.21 at 10:36 PM

» もしプロ野球選手会が損害賠償を請求されたらカンパを募りましょう [PurpleMoon blog]
読売新聞の社説が各所で話題になっていますが、スト初日となった18日の主要各紙の社説は圧巻でした。ほぼ全紙ストについて書かれていたのですが、読売だけが新聞読者でも... [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 12:39 AM

» ライブドアの加盟審査を確認 [株式投資日記〜行け!ライブドア!]
実行委 ライブドア「30日以内に結論」(毎日新聞) 今日も動いたようです。そしてライブドアが審査に入ったそうですが・・・ [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 01:13 AM

» ライブドアの加盟審査を確認 [株式投資日記〜行け!ライブドア!]
実行委 ライブドア「30日以内に結論」(毎日新聞) 今日も動いたようです。そしてライブドアが審査に入ったそうですが・・・ [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 01:13 AM

» なぜファンは選手会を応援するのか? [すぐにネタ切れ]
考えてみればプロ野球て特殊な業界だよね 僕が新しいドリンク(最近話題の健康系のやつとか)開発したとして それを売り出すのに新しい会社を作るとします だからと... [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 05:58 AM

» なぜファンは選手会を応援するのか? [カンデンの迷走日記]
考えてみればプロ野球て特殊な業界だよね僕が新しいドリンク(最近話題の健康系のやつとか)開発したとしてそれを売り出すのに新しい会社を作るとしますだからと言ってソフ... [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 06:05 AM

» 万死に値する阪神の罪 [頭がスッキリするコラム]
人気・実力で巨人に対抗する一方の雄としての立場を確立したかに思えた 阪神タイガース。 ところが、球界再編をめぐって、球団首脳の右往左往の迷走ぶり。馬脚を あらわ... [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 06:05 AM

» 楽天も本拠地・仙台で申請へ [株式投資日記〜行け!ライブドア!]
楽天も宮城本拠で参入、24日に申請(読売新聞) 楽天は長野ではなかったのか?! 楽天新球団の長野拠点 知事「ぜひとも実現したい」 一体どういうことなのでしょう?? [Read More]

Tracked on 2004.09.22 at 06:33 PM

» 第2回ゴーログトラックバック大賞は年末に決定します![TrackBack Ranking] [週刊!木村剛]
 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週日曜日は、トラックバックランキングにおける [Read More]

Tracked on 2004.09.26 at 10:39 AM

» 駆け込み寺はウエルカム:「ブロガー新聞」を発刊しよう! [週刊!木村剛]
 皆さん、こんにちは。木村剛です。プロ野球ネタに対するトラックバックの熱さに感動 [Read More]

Tracked on 2004.09.27 at 11:33 PM

» [米国産牛肉]「輸入再開の条件は整っている」 by読売新聞社説 [BSE&食と感染症 つぶやきブログ]
ここはありがたいことに新聞記者さんも読んでくださっているのですが、社説って、新聞の顔ですよね?社説を読めばその新聞のレベルがわかる、と申しますよね? 読売新聞を読んでいたら、唸らせる社説がございましたので、その検証とともに米国牛の問題点の総ざらえをしてみることにしました。 ■5月27日付・読売社説(1)[米国産牛肉]「輸入再開の条件は整っている」 http://www.yomiuri.co.jp/editoria... [Read More]

Tracked on 2005.05.27 at 05:22 PM

» Free ringtones for motorola tracfone. [Free ringtones for tracfone motorola model v170.]
Free ringtones for motorola tracfone. Free ringtones for tracfone motorola model v170. Free tracfone wwe ringtones. Free ringtones for tracfone. [Read More]

Tracked on 2007.04.26 at 07:41 AM

« 2010年、映像メディア・ビジネス 未来への旅(2) | Main | タテタカコという名のカナリア »