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安倍晋三的なものの敗北と日本の政治土壌

Abe_jininn 安倍首相が突然の辞任を表明した。
文字通り、政権を投げ出し、敵前逃亡ともいえるような、無様で目を覆いたくなるような退陣劇であった。メディアはもちろんのこと、お膝元の自民党からも批判の声が噴出している。しかし、そうした激しい批判の声にもどこかやるせなさが漂う。安倍辞任を報道するメディアにも一国の首相が、子供のように職務を投げ出した様をどう論評したらいいのか、明らかに戸惑っていた様子が見え、一大事を伝える高揚感よりも、まるでお通夜のような沈鬱感に支配されていた。安倍が辞任を表明した直後、テレビのニュースは、この問題で一色になったが、その暗い調子から最初、安倍が松岡前農相のように自死したのかと思ったくらいだ。

生真面目さに追い詰められ心が折れた

「健康問題」という言い方がされているが、端的にいえば「心が折れた」のだろう。燃えつき症候群やストレス性心身症、あるいは鬱病といった、明らかに精神的な「病名」がつけられる状態だ。安倍は参議院選挙の歴史的惨敗にも関わらず政権続投を決めた後、「ここで逃げてはならない、私にはやらなければならないことがある」と述べていた。その気持ちに嘘はなかっただろうが、その生真面目さが、安倍を追いつめた。
生真面目さとは、人間にとって大切な美徳だが、パワーゲームの世界に生きる政治家にとっては、むしろ足かせになる。そうした「おぼっちゃん」は、結局食い物にされるだけなのだ。政界のサラブレッドといわれた安倍晋三だが、その末路にあわれさが漂うのは、駿馬というよりも狡猾なハイエナに臓物を食いちぎられている、ひ弱なシマウマのようなイメージが重なるからだ。
安倍が掲げた「美しい国」というキャッチフレーズも、すぐポンポンをこわす「おぼっちゃん」が、保健室のベッドの中で作り上げた白日夢のようなものだったと考えれば、かくも内容空疎な言葉を何故念仏のように繰り返していたのかが理解できようというものだ。
「美しい国」とは、安倍にとっては過酷な現実に出会った時に、子宮還りするように逃げ込む場所、幻想の王国のようなものではなかったのか。個人としてそうした場所やファンタジーを持つこと自体は否定しないが、それが国の目標として掲げられ、一国民としてわけもわからずに巻き込まれるというのは金輪際ごめんだ。

戦後の宰相の中で最低最悪

ピンク宰相といわれた宇野宗佑や安倍と同じように政権を投げ出した細川護熙など、過去にもヒドイ首相は色々いたが、敵前逃亡に等しい行動をおこなった安倍晋三は、間違いなく戦後の宰相の中でも最低最悪の人物として記憶されるだろう。
全てを投げ出して逃げ込んだ慶応大学病院の病室のベッドでまどろみながら、安倍は、いまだに、その「美しい国」の蜃気楼を夢見ているのかもしれない。

一方、政界、特に自民党は、「おぼっちゃん」宰相に振り回された悪夢からはやく目覚めたいとでもいうように、次の総裁選びに世間の関心を移そうと躍起になっている。当初は、麻生が有力な後継者としてクローズアップされたが、福田康夫元官房長官の出馬によって一夜にして流れが決まってしまった。麻生としては、いずれかの時点で、政権運営に行き詰まった安倍からの禅譲を見込んでいたのだろうが、あまりに唐突な政権放棄によってそれもかなわなくなった。他の自民党議員にしても、敵前逃亡した安倍からの実質的な禅譲に映る麻生へのバトンタッチを嫌い、福田支持へと一気に傾いたといえるだろう。
麻生にしろ、福田にしろ、政治家としての資質は安倍晋三に比べれば上といえるだろうが、顔がすげ変わるだけでは、安倍晋三のような人物を一国の首相に祭り上げた、この国の未熟な政治土壌は何も変わらない。

日本の政界は二世天国

それにしても日本の政界は、北朝鮮の金正日も呆れるほどの二世天国、二世議員ばかりだ。これでは民主国家とは名ばかり、世襲制度によって政治が司られていると誰もが見ることだろう。安倍晋三の問題も、この観点に立ってみると、純粋培養された政界モヤシが世論や現実の風に晒されてひとたまりもなく潰れた現象といえるだろう。安倍だけではない、他の「ぼっちゃん」政治家にも安倍晋三的なものが蔓延している。野を裸足で歩いたことが無い彼らに共通するのは、、国家ごっこ、改革ごっこが大好きという点だ。

もっともこうした傾向は、政界ばかりではない。中小企業の2世、3世経営者なども、実力や胆力も伴っていないにも関わらず親の世代とは違ったことをしたいと考えるために、新規事業ごっこやらITごっこを始めて、本業を傾かせてしまうケースがいくらでも転がっている。そうした経営の幼児化を防ぐために、公開企業、成熟した大企業の多くにおいては、子弟の入社を禁止、もしくは制限規定を設けているのがほとんどだ。それによって経営が世襲化したり、人材登用の固定化を防ぐというのが常識になっている。つまり、日本の政治システムとはいまだ中小企業の域を出ていないということであり、それが最大の問題なのである。

むろん世襲議員だから全て駄目などと乱暴なことをいうつもりはない。要は、地盤、看板、カバンに守られ、政権交代も無い、ビニールハウス栽培のような日本の政治土壌の中からは、今後も水っぽいトマトのような、政治家しか生まれてこないだろうということだ。

安倍普三とは、見目形はよいけれど、水っぽいハウストマトのようなものだったと認識することから始めなければならない。ビニールハウスをぶち壊すことが、先決だ。

(カトラー)

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Comments

概ね賛成だけど

>安倍晋三は、間違いなく戦後の宰相の中でも最低最悪の人物として記憶

こうはならないと思う。

「おぼっちゃん」だから保護者に侍って一番活躍する人だったとは思う。

Posted by: トリル | 2007.09.17 at 02:53 PM

こんな辞めかたできるんだ、というのが正直な感想ですね。総理の辞任方法というマニュアルないし、24時間いつでもどこでも「辞めたい」と思えば出来ちゃうんだ。「総理大臣の心得」という奥伝を、爺さんから貰えばよかったのに。それにしてもこの国は、「任期をまっとうする」が責任の「いの一番」だといつになったらわかるのだろうか。世論調査の横行で、「人気を沸騰する」ことが為政者の最大関心事になってしまい、「任期」への忠誠心はどこにいってしまったのだろう。

でもこれって、深層心理に「辞めても影響力を温存したい」という、「だらだら権力志向」があるような気がする。

現役で権力にいる間に全力でやり遂げろ!

辞めたらさっさと引退しろ!

病気を理由すれば、急速に人心が離れ、選挙さえも危ないと「安倍家の政治マニュアル」に書いてありそう。

Posted by: あたり前 | 2007.09.18 at 10:18 AM

 『安倍一味の悪巧みが賢明な日本国民によって拒否された』、またかと思ったね。お友達内閣呼ばわりから一味呼ばわりとさらに一段の降格かよ。またどこかの安部嫌いが調子に乗ってワイドショーで吠えているのかと。ところがどっこい、北朝鮮からのコメントだそうな。
 今まで気にも留めなかったけど 考えてみれば今年に入ってから北朝鮮のエキセントリックな日本政府への攻撃がマスコミに登場しなくなった。日本の反安倍の方々が北朝鮮のお仕事を、周りに違和感持たせることなく完璧に引き継いだんだろうね。仕事の引継ぎはこうでなくっちゃいけない。ある意味感心感心!
 このブログもそうだけど 一連の安倍さんに対するネガティブキャンペーンは‘えげつなさ満開’だったね。ネガティブキャンペーンのお手本だよ。
 健康回復が前提だけど 総理を追い詰めたこのえげつなさが安倍さん復活劇の大きな力になってゆくってんだから、世の中ほんとにおもしろいね。

Posted by: とらぶる | 2007.09.19 at 11:52 AM

 安倍政権に対する常軌を逸したネガティブキャンペーンが突如として敵を失った。無分別に他者を罵り倒してしまった後の虚脱感がマスコミの暗い調子になって現れているのだろう。憑き物が落ちた直後の虚脱といってよい。日を追うごとに 何故あんな事をしてしまったのかが判らなくなってゆく。論理的な説明もできない。正治と金?未熟な政治手法?リーダシップの欠如?庶民感覚とのズレ?弱者の痛みが解らない?人を見る目がない?右?タカ?おぼっちゃん?空気が読めない?どのレッテルも 安倍の政策・理念に対して真正面からの批判ができない、決して口にできない本音を隠した偽善である。当面、新たな敵を求めて彷徨っていよ、といったところか。
 総理就任時に自身の給与をカットするという官僚への挑戦状がマスコミに無視される。小泉政権下以上にますます好調な景気が、分け前を要求する 怠惰と無能を抱え込んだ下劣な「ゆすり・たかり」の精神に火をつける。この国の国際貢献の道を塞ぎにかかるという禁じ手で安倍政権を崩壊させた小沢民主党。権力の亡者小沢・官僚・マスコミ・たかり、まさしく悪の枢軸が形成された。
 戦後体制からの脱却、この安倍総理の本心がこれらのすべてを同時に敵に回す状況を生んでしまった。偽善者の常 真正面から立ち向かってくるはずがない。この下劣極まる攻撃の前に安倍総理は力尽きた。
 そのうえ北朝鮮の核実験を見据えた総理の訪中・訪韓という成果まで、この国のあり方を問いかけた総理の理念に対する国民の猶予感を引き出してしまう。
 とはいえ憲法改正を政治日程に載せた初めての総理大臣である、健康さえ回復できれば驚きの復活劇が待っている。とらぶるさんの直感に共鳴する人のなんと多いことか。
 偽善は「狭い視野」と「今の空気」だけが頼みの綱、刹那主義の典型だ。安倍晋三的なもの、つまり良識は「時の経過」が、未来が、味方なのである。
 これから世界の良識が 日本の良識が次々と声を挙げることだろう、完全無欠な人間がどこに存在するのか、と。完全無欠でないことをそこまで執拗に攻め立てる真の目的を明らかにしろ、と。
 偽善者たちよ覚悟せよ、おのが卑しい精神が白日の元に晒される、その時が近いことを。

Posted by: かかし | 2007.09.20 at 12:38 AM

星野さんが怒ってます。以下星野仙一のオンラインレポートからの引用です。http://hoshino.ntciis.ne.jp/

民意、民意というけれど、今の日本の「民意」というのはメディア、特にテレビが作っているものじゃあないのか。10年ちょっと前に民放の報道局長が「政局はわれわれテレビ局の人間が作っている」というような発言をしてクビになったことがあるけれど、テレビが繰り返して流すものによって無定見な大衆が誘動されるという今の時代。民意というものはなんなのかと、いつもそう思ってテレビのニュースを見ている。

民意というなら訊いてもらいたいと思う。なにひとつ落ち度や欠点のない精廉潔白な人に大臣や首相をやってもらえばいいのか。それとも多少の失敗やキズ、弱点があってもきちんと結果を出してくれるような有能な人、職責に身命を賭けて努力してくれる人がいいのか。普通の大人なら、政治家にだって精廉潔白な人なんて滅多にいないことを知っている。誰しも一個の人生を築いて、それなりの力を発揮するところまで行く過程の中でなんの波風もない、ひとつの過ちや落ち度も犯さないような人間なんて、まずひとりもいないことを、普通の大人なら知っている。出てくれば自分たちで持ち上げて、押し出しておきながら、すぐにマイナス面、うまくいっていない面ばかり強調して、叩いて潰していくという最近の政界人事の繰り返しに、大きな失望感を味わっている。

若い安倍総理もあれだけ期待され、国民にも支持されながら、1年足らずのうちに、今度は決断力がないとか、人を見る目がないとか坊ちゃん気質だとか、ひとりで全責任を負った上バカ者扱いをされて、あっという間にボロボロになって辞めさせられていく。自分から辞めたという形ではあるけれど、心身ともに余程追いつめられていたのだろう。タイミングが悪い、無責任だというが、本人は命懸けでやっていただろうと思う。この間まで日本人の「武士道」や日本人の「品格」についての本がベストセラーになって、多少は武士の情けや人間の品位を問い直す風潮が出てくるのかなと、淡い期待ながらそんな思いでいたのだが、寄ってたかって魔女狩りみたいな、弱い者いじめの世界ばかり見せられている。

「出る杭は打たれる」は昔のことで、今は「出る杭は抜かれる」時代だ。倒れた者になおのしかかって、パンチを浴びせ、ひねりワザまでかけるようなマスコミの報道の偏りに、世間の態度に、わたしもテレビに出ている人間だが胸くそが悪くてたまらない。

正体がすぐに揺れ動く、すぐに風向きが変わる民意とやらを、テレビが一斉に拡大し強調して、そうして世の中が動いていくのだとすると、日本は「勝手主義」の時代になったとしかいうほかない。

日本は「勝手主義」の時代になった
2007/09/14 星野仙一

Posted by: PTA | 2007.09.20 at 12:17 PM

皆様、コメントありがとうございます。
星野仙一さんがいうように、「民意」というのは、酷いものですね。それが本当の「民意」かどうか疑わしいという指摘もその通りだと思います。それと「男」星野仙一さんとしては「弱い者いじめは許せん!」という義侠心が働いたのでしょう。
でも安倍さんって、日本で一番偉い権力者じゃなかったかしら。いつから弱い者いじめの対象になってしまったんでしょうね。安倍さんをいじめてるというなら、私などが言っていることより、もともと安倍さんを祭り上げていた、保守派と呼ばれる論客の方が酷い切り捨て方をしてますね。
「安倍首相は安倍首相でなくなった」とは、かの櫻井よしこ氏の弁。こうした心ばなれが、保守のプリンスメロン安倍晋三としては、一番こたえたのかもしれない。
前にも書いたことですが、「再チャレンジできる日本」というのは、この人物がのたまったキャッチフレーズの中では一番気に入っているので、根性出して、性根をたたき直して、顔を洗って、ぜひ出直してほしい。

Posted by: katoler | 2007.09.20 at 05:12 PM

安倍首相の実績としては
強行採決で重要法案を通した事が
ネットウヨ君たちの評価の心のよりどころに
なっているようですが
今回の辞任を見ると
まさに強行採決と同じロジックだなと
実感します。
ほんとに身体の具合が悪いのであれば
辞任の前に入院と言うのが普通
参院選敗北の責任を取るというのでは
無駄な組閣をする前に辞任というのが普通
助言する側近はいたのでしょうが
そういうのに耳を貸さず
舞い上がって決断って感じを受けます
論理的思考や熟慮なんて言葉はまったく感じられない
性格や癖で判断
いやいや、自分では考えず
お告げで日本の舵取りっていうのが
一番、ぴったりきますね
強行採決も同じように決断したのでしょうね

Posted by: さとう | 2007.09.20 at 05:33 PM

 たかが野球選手が・・・と宣(のたま)わったナベツネ気取りなのか、男星野仙一が義侠心や判官贔屓だけでものを申すとでもいうのか。義侠心を振り回すだけなら、のんべえおやじが居酒屋で くだを巻きながらでも出来るだろう。人を軽く見るものではない。
>保守派と呼ばれる論客の方が酷い切り捨て方をしてますね。
 まだ理解できないようだ。それが真正面からの批判というものなのだ。桜井女史が一度でも、男星野仙一が「胸くそが悪くてたまらな」くなるような安倍批判をしたことがあるのか。
>でも安倍さんって、日本で一番偉い権力者じゃなかったかしら。
 まだ理解できないようだ。安倍晋三と金正日の決定的な立ち位置の違いを。
 >星野仙一さんがいうように、「民意」というのは、酷いものですね。
 おいおい 何か大事なことを忘れていないか。「倒れた者になおのしかかって、パンチを浴びせ、ひねりワザまでかけるようなマスコミの報道の偏りに、」 男星野が最も伝えたい核心をはしょってどうする。まあ あなたがそこをはしょりたくなる気持ちは判らぬでもないが、心を鬼にして申し上げる。「カエルの面に小便」という。安倍晋三総理大臣に顔を洗って出直せと言うあなたこそが「要洗面」だと、申し上げねばならないことが残念である。

 

Posted by: かかし | 2007.09.21 at 12:19 AM

何をおっしゃりたいのかわかりませんね。カエルの面に小便とは誰に対しての物言いですか?
安倍晋三と金正日の立場に違いがあることなど、アホでもわかりますが、ここであなたは安倍晋三は強者ではない、権力者ではないと強弁されたいのですか?支離滅裂ですねえ。わかるように説明してください。「カエルの面に小便」とは、辞書を引けば、「どんな仕打ちをされても、何も感じず平気でいること」という意味のようですが、ここでこの言葉を持ち出して何を主張したかったんでしょう。安倍プリンスメロンちゃんに、そもそも「カエルの面に小便」ぐらいの根性があったなら、日本中が呆れ果て、金正日からもせせら笑われるような、こんな恥さらしな事態にはならなかったでしょう。ひょっとしたら、かかしさんは、安倍晋三は、カエルの小便で顔を洗って出直すべきとおっしゃりたかったのかな。櫻井女史や中西輝政といった保守派の人々が、安倍を見放したのは、靖国参拝や慰安婦問題にも筋を通せない、その軟弱さ故であることは、明らか。彼らもかかしさんと同じように、安倍はカエルの小便で顔を洗ってやり直せと心暖かいエールをおくることでしょう。

Posted by: katoler | 2007.09.21 at 12:57 AM

 解らないなりにも辞書を片手のコメント痛み入る。そろそろこちらへの巡回は終わりにするつもりなので理解して頂けなくても一向に構わないという気分ではある。とはいえ「金正日」「小便」をもちだしたささやかな挑発には責任を負わねばなるまいとも思う。心を鬼にしたばかりに妙な追い詰め方をしてしまったようでもある。まあ童心に返ったつもりで子供の喧嘩に付き合おう。
 蛙の面に「水」としようか「小便」とするか、品格を重んじる私?としてはこれでも少々悩んだ。安倍総理に顔でも洗って出直せとおっしゃるあなたの物言いへの反発から、あなたにこそ洗顔の必要を感じて頂きたかったためのやむを得ない選択としての「小便」であった。まことに勝手失礼ながらカエル役はあなたに 小便をかける役回りは男星野仙一氏もしくは不肖私とさせて頂いた。誰が何を言っても無駄なのか、という意味である。それ以上 他意はない。
 ただし「カエルの小便」についてはあくまであなたの独創であって、私は一切関知しない。
 違いの判る男を自称するあなたには 大変申し上げにくい事ながら、星野さん同様私にしても「胸くそが悪くてたまらない」メディアやあなたの安倍批判と桜井氏や中西氏の安倍批判との大きな大きな違いを、あなたがいつの日にか気付かれることを願う。
 「金正日」、コメントが長くなる、やめておこう。こちらのブログでそ上に載せられることなどないだろう「めぐみちゃん」。その名をこのコメント欄に記(しる)すに留めよう。

Posted by: かかし | 2007.09.22 at 12:13 AM

「洗顔の必要を感じる」という箇所に爆笑させてもらいました。愛情たっぷりですね、いつも・・・。

Posted by: 牛首心中 | 2007.09.23 at 11:48 PM

こちらが頼みもしないのに、「巡回」とは、まるでおまわり気取りですな。ご苦労さまです。
あなたがおっしゃるところの、こんな子供のようなブログを相手にするより、安倍や安倍のようなひ弱なリーダーしかを生み出せなかった政治土壌そのものに批判の矛先を向ける方が暇つぶしとしても余程高等であり、立ち回り先をとっとと変えたほうが、身のためと老婆心ながら申し上げておこう。

安倍は自分のことを闘う政治家といってきたが、闘って切り崩すべき対象を認識していながら、行動につながらない。
批判に屈服し、国内外で自らの主張を後退させる姿は、安倍が否定した、信念も主張もない日本の「戦後体制」そのものではないか。
何故、そうなるのか。
安倍は成蹊小学校に入る頃から秘書に送迎され、受験の苦労を一度も味わうことなく大学までエスカレーターで上がり、卒業後は米国に語学留学、そのまま神戸製鋼に入社。3年後に退社して父親の秘書官となり、父親亡き後に政界に入り、当選5回で宰相の座に上りつめた。戦後日本が米国によって守られてきたように、安倍もまた、政治家の家の三代目として手厚く守られ、闘わずとも道が用意されてきたからだ。

要は、こんな幼児的な人物、頭でっかちの未熟な「おぼっちゃん」政治家をリーダーとして祭り上げることしか能がなかった、日本版ネオコンの幼児性、日本の政治土壌そのものが問われているのだ。

Posted by: katoler | 2007.09.24 at 01:55 AM

まぁ、政治とは結果であり、結果としてそうだった安倍ちんについては「それは結果論」の一言ですまない部分はある。

だがね。

>日本版ネオコンの幼児性

その部分に限らず、利害や既得権にふんぞり返って議論も思索もしないのは、

>日本の政治土壌

の方に重心があると思う。
これは保守勢力だけに言える事ではなく、誰の利益を代表してるか実は良く分からない他勢力にも当て嵌まる。

Posted by: トリル | 2007.09.24 at 01:46 PM

 とうとう「身のためだ」と凄まれてしまった。だから嫌だと言ったんだ、子供の喧嘩モード完全突入ではないか。一緒に遊ぶと約束した僕も悪いけど・・・。泣き言は言うまい。
 なぜあなたは保守の主張をなぞった真正面からの安倍批判をわざわざ持ち出すのか。はっきり申し上げてそれは私が近い将来安倍総理に対して投げかけたかもしれない批判であり、そして部分的には現在私が抱える安倍批判そのものでもある。保守というからには安倍総理の掲げてきた理念に噛み付くことはない。批判の対象は、その理念を実現するための政策であり、政策を実行する際の手法であり、掲げた理念と政治家としての行動の整合性についてである。安倍総理がその理念を放棄したのか 先送りしたのか、国際情勢や政治の現場で蠢く力学を十分加味した上でなければその判断は難しい。総理就任数ヶ月で保守から上がる安倍批判がごく一部を省いて真正面からのものであり続けるのは当然であろう。
 それがどうだ、あなたは保守が行う安倍批判を持ち出した次の瞬間には「何故、そうなるのか。安倍は成蹊小学校に入る頃から秘書に送迎され、云々かんぬん」とくる。あなたは保守ではないのだろう?保守に寄り掛かった批判でもなく、マスコミに寄り掛かった人格攻撃もどきでもないあなたなりの真正面からの批判が十分展開されなければならないはずだ。それが出来るなら、医者の不養生を地で行く精神科女医張りに、安倍総理の子供時代の家庭環境を引き合いに出すような批判など必要ないではないか。
 生い立ちなどというものは、完結した人生を目の前にして その人物の事績を「歴史」として考察する時にさえ 多少の参考にはなるという程度の周辺ごとなのだ。
 治外法権の藩邸に入れば良いものを窮屈だからとわがままを言い 町家などに潜伏して暗殺されてしまう。危機管理が全くなってない。大政奉還・慶喜首班などと中途半端な動きで、ともに歩んだ薩長の同志に冷や水を浴びせかけて顰蹙を買ってしまう。弱腰にも程がある。似あいもしないブーツを履いて恥ずかしげもなく歩き回り、カメラ目線もできないくせに写真好き。
 何故、そうなるのか。坂本は、土佐の金持ちぼんぼんとして生まれて、長泣きの龍馬とあだ名され14歳まで寝小便をしていたような苦労知らずの間抜けだから・・・云々かんぬん。こんな幕末・龍馬解説に何の意味がある。ましてや安倍首相の今を正確に語る手法になるものか。

Posted by: かかし | 2007.09.24 at 05:40 PM

負け犬の遠吠えだか,最後っ屁みたいなコメント相手に,あんまり真面目に答えていてもしょうがないんじゃないですか>katolerさん

かかしさんのおっしゃるように,未来になればどれが正しかったかわかるということでいいのでは。

Posted by: がんちゃん | 2007.09.26 at 12:25 PM

未だ安倍さんを擁護されている右派や保守の方には、カトラーさんと同様に違和感を覚えます。対中国、対北朝鮮強硬路線の世論を後退させ、従軍慰安婦問題で謝罪し、そして自民党の議席を減らしたということは、保守勢力に不利益をもたらしたということではないのでしょうか。
政治家を政策実現の道具と見なさずに、血筋や発言だけを捉らえて偶像視する姿勢には幼稚なものを感じます。別に米国の民主主義がそれほど成熟しているとも思いませんが、現役の大統領であるブッシュさんでさえ既に保守からも愛想をつかされています。
どういった文脈で言われたのかは分かりませんが、櫻井よし子さんが「安倍首相は安倍首相でなくなった」と言う発言が、"安倍首相が使えなくなった"という意味を含むのであれば、その冷徹な態度は(民主主義においては)ある種の見識であると思います。

Posted by: へなちょこ技術者 | 2007.09.27 at 10:02 PM

「政治家の質は、国民の質に比例する」という言葉があります。政治家は、全て、私達国民が私達の代表として、選挙で選んだ人たちです。その政治家の質の低さを嘆き、罵倒する時、その言葉は少なくとも間接的に自分にも跳ね返ってくるという自覚を、katolerさんはお持ちですか?私には、あたかも自分だけが安全地帯から批判しているように見えます。そのような安直な姿勢で批判するから、「シマウマ」だの「トマト」だのと、まるで小学生の喧嘩のような空疎な言葉が出てきてしまうのではないでしょうか。
katolerという名前に惹かれて読んでみたものの、誰でも書ける感情的で空疎な内容で、がっかりしました。
ちなみに、ご存知かとは思いますが、2世、3世議員の横行は洋の東西を問わず、普遍的に見られる現象です。民主主義の本家であるはずのアメリカでさえ、父から子へ(さらには夫から妻へ?)、ロシアはサンクト派による地縁、韓国はソウル大出身者による学縁、イギリスは旧貴族中心のエリート階級政治と、どの国も非合理な政治文化を必ず持っており、それは人間社会の自然な現象だという理解が根底にないと議論になりません。ちなみに、イギリスなどは、katolerさんの言葉を借りれば、いわば究極のボンボンばかりが政治家をやるので汚職、腐敗が起こらないわけです。政治は結果です。報告書の記載漏れやミスで一々大臣が辞任しなければならない日本の政治文化が、果たして本当に国民にとって効果的なものであるのか、単なるマスコミを中心とした集団ヒステリーではないのか、冷静に考える必要があると思います。

Posted by: namakota | 2007.11.07 at 08:41 AM

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http://katoler.cocolog-nifty.com/marketi [Read More]

Tracked on 2007.09.17 at 02:40 PM

» FRBが0.50%の大幅利上げ(忍び寄るインフレのうねり) [貞子ちゃんの連れ連れ日記]
FBRが18日、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を0.50%ポイント引き下げ、4.75%とした模様です。 詳しくは↓ FRBが大幅利下げ、経済保護が狙いと説明 連邦準備理事会(FRB)は18日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を0.50%ポイント引き下げ、4.75%とした。FRBは今回の措置について、経済の保護が狙いと説明した。決定は全会一致。FF金利4.75%は前年5月以来の低水準となる。FRBは公定歩合も0.50%ポイント引き下げ、5.25%とした。  利... [Read More]

Tracked on 2007.09.19 at 11:38 PM

» は特にタイのイスラ [クリスマスマーケット]
報道 は特にタイのイスラ 新しい出会い♪ [Read More]

Tracked on 2007.09.26 at 12:03 AM

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