ばらまき補正予算の影で進行する日本農業の緩慢なる死

Photo8月にも想定されている衆議院総選挙に向けて、地方票の取り込みを狙った農家へのばらまき・アナウンス合戦が激しさを増している。

そもそもの発端は、先の参議院総選挙で、民主党の小沢一郎代表が農家に対する「戸別所得補償」という政策をぶち上げ、自民党の牙城ともいえる農村票を鷲掴みにして、参議院総選挙に大勝、参議院における与野党、逆転状況を作りだしたことにあった。

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アジアにおけるジャパンパッシングと夜郎自大な日本

Victoria_peak_1 先週、駆け足で香港と台北を回った。
その中で強く印象に残り、なおかつ懸念されたのは、アジアにおける新たなJapan-passingが進行しているのではないかという問題だ。
ジャパンパッシング(Japan-passing)とは、中国重視に傾いた民主党のクリントン政権下で採られた政策で、かつてのジャパンバッシング(日本叩き)からジャパンパッシング(日本外し)へと言われたものだった。この時にいわれたpassingとは、「米国が日本を外す」ことを意味した。

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映画BABELと9.11をつなぐ世界共時視線

Photo_7 BABELを見た。映画を見ている間、この作品に埋め込まれた「眼差し」をずっと感じていた。世界を俯瞰するのと同時に、地上を虫のように凝視するような眼差し、それは、パソコン上でGoogle earthを初めて操作した時に感じた「神の視線を手に入れた!」という感覚にも通じている。「BABEL」の世界は、誰の眼差しを通して創られているのか?

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コスメティック・シティ「上海」 ~ドラゴン・レディが世界のコスメをリードする~

Aupres 都市は女性を美しくする。

学生時代、田舎から上京した友人が「東京のオンナは綺麗だ」と力説していたことを思い出す。

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外こもり時代のバックパッカーたち

Shimokawa_12mannenn_1 旅行作家の下川さんと久しぶりに築地で飲んだ。
下川さんは、今やバックパッカーたちの教祖的存在といわれ、「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー以来、アジアと旅に関して多数の著書がある。
「12万円で世界を歩く」というのは、1980年後半、当時の週刊朝日がグラビア特集で組んでいた連載企画で、旅費、生活費として12万円だけ渡され、実際にその予算で世界を旅して、その一部始終を紀行文にまとめたものだ。「もともと僕のほうから持ち込んだ企画だから、文句はいえないんだけれど、編集部は取材費として本当に12万円しかくれないんだよね」と下川さんが笑いながらぼやいていたことを思い出す。

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フラット化する東京と上海② 看板の無いカフェと上海の蝶の小さなはばたき

Noriko_cafe 上海が列強から植民支配を受けた租界時代、フランスが統治した「フランス租界」と呼ばれる地域が、上海の西南地区に広がっている。当時植えられたプラタナスの並木や、ヨーロッパ風の建築が残っていて、パリの街角を思わせるような独特の景観を見せている。その旧フランス租界地区に一軒のカフェがある。看板はなく、名前を「「小小珈琲舘(シャオシャオ カフェグワン)」」という。

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フラット化する東京と上海

トマス・フリードマンが、近著「フラット化する世界」で、現在のグローバル化現象を「グローバリゼーション3.0」と名付けている。コロンブスのアメリカ大陸発見(1492年)から地球はどんどん小さくなり、多国籍企業が活躍した時代(グローバリゼーション2.0)を経て、ベルリンの壁が崩壊し、インターネットが世界を席巻した2000年から、グローバル化の新しい段階「グローバリゼーション3.0」が始まり、世界が同じ地平で競争する「フラット化した世界」が出現しているという。

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ハーフリタイアという生き方

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米国のベンチャー経営者や、猛烈な仕事ぶりで知られる金融ディーラーの中には、30代で稼いで40代になったらリタイアすると公言している人が少なくない。スポーツ・アスリートと同様、ベンチャーや金融ビジネスの激務とストレスには、若い体力と知力がなければ耐えられないということなのだろう。日本では、あまりそういう話を聞かなかったので、日本人には馴染まないライフスタイルなのだろうと勝手に思いこんでいたが、「ハーフリタイア族」と呼ばれる人々が登場してきているらしい。

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世界の中心で「ごはん(エスニックフード)」と叫ぶ!

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このブログに最多登場回数を誇るクリングルの村井君の紹介で、エディター&ライターの「にむらじゅんこ」さんと銀座のシャネルビルに昨年末にオープンして評判の「BEIGE TOKYO(ベージュ東京)」でお会いした。

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そうだ、栃木、行こう②:クルマをすてよ、町へ出よう

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栃木では、クルマが無いと暮らしていけない。
東京を中心として放射状に広がる交通インフラ網は、栃木や茨城あたりまでくると網の目が急に粗くなり、クルマしか交通手段が無くなってしまうからだ。そのためか、立ち寄った茂木の「道の駅・もてぎプラザ」がやけに繁盛していた。

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そうだ、栃木、行こう①:日本のスローライフ運動の原点「益子」

NEC_0263NEC_0262このブログに何回も登場しているクリングルの村井君は、栃木県の出身で、持ち前のフットワークの良さと人間力を活かして東京のメディアや人材をネットワークして那須湯本温泉などの地域興しの仕事をてがけている。昨日は、村井君の誘いで益子を案内してもらった。

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カトラーが魔都「上海」を行く③                ~上海発世界ブランドと人民帽~

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世界中のブランド商品が上海市場をめざしている。
シャネルやルイヴィトンなど高級ブランドショップが上海のメインストリートに軒を並べ、ファーストフードや外食の分野でも進出を競い合っている。中でも今回の上海行きで感じたのが、「STARBUCKS COFFE(星巴克咖啡)」の存在感であった。空港やビジネスエリアは言うまでもなく、「豫園」など歴史的な旧跡にまで店を構えているのには驚かされた。

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カトラーが魔都「上海」を行く②                ~外灘(ワイタン)、新しき「租界」の光と影~

waitan_3.1外灘(Waitang)に並んだビル群、歴史的建造物は、今の「上海」を象徴する顔だ。暗闇の中ライトアップされて黄浦江の水面に浮かび上がるその姿は、妖しいほど美しいが、そこに刻まれた歴史の記憶には暗さがつきまとっている。

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カトラーが魔都「上海」を行く①                ~上海の幸運の木(ラッキー・ツリー)~

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昨年、シャングリ・ラ ホテルが主催したパーティに参加して、アトラクションで開催された抽選会でラッキーなことに浦東(Pudong)シャングリ・ラの宿泊券が当たってしまった。先週の連休、中国はちょうど旧正月にあたっていたが、カトラー家の奥様と2人して上海行きとあいなった。

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那須温泉ふたたび~地域再生への視点~

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<那須の秘湯・大丸温泉>

先週末、半年ぶりに那須温泉にでかけた。
このブログを始めたきっかけが、社会起業家の村井君が企画した「那須高原まったり温泉バスツアー」に飛び入り参加したことだということは、以前の記事で紹介したことがある。

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【源泉、かけ流しブームの功罪】

 那須温泉には有名な鹿の湯がある。那須温泉の発祥の地でもあり、開湯したのは1300年前にさかのぼる。昔、傷を負った鹿がこの湯で傷を癒したことからこの名がつけられたという。とろりと白濁した湯は、PHが2.5もある強い酸性硫黄泉だ。鹿の湯には古びた木造の湯治場が建てられ、共同浴場として開放されていて、この湯を求めて全国から温泉ファンが集まってくる。
 私と村井君はこの鹿の湯を訪ね、鹿の湯を管理する室井さんに色々話を聞くことができた。
驚いたことに鹿の湯を訪れる客数は、この5年で5倍になり、年間15万人にのぼるという。小さな掘っ立て小屋といってもよいような湯治場に15万人という数はあまりに不自然でイメージが湧かなかったが、室井さんいわく「夏のピークシーズンには1日で1000人ものお客様が来られ、浴場は芋洗い状態になります」。

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【おそるべし30代のOLパワー2】

那須温泉郷に到着した翌日の土曜の朝から湯巡りが始まった。湯巡りといっても那須の温泉場は歩いて回れる場所にはなく、茶臼岳の麓にいくつかの温泉場が点在している。中腹には白濁した硫黄泉で有名な鹿の湯と元湯地区、山を登って行くと最奥地の標高1300mの地域には秘湯 大丸温泉がある。先ず大丸温泉に行って麓に下りてくるというのが順当なコースだ。

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【恐るべし30代のOLパワー】

今回のバスツアーの参加者の中心は30代のOL。中には熟年のおばさん3人組というグループもいたが、大方は会社勤めをしている仲間2~3人のグループで来ていた。新宿を出発すると、あちこちでさっそく始まったのが会社の上司の悪口、同僚の噂話。気のあった仲間で来ていることだからなかなかの盛り上がりだ。6時半の出発だから、7時を過ぎてお弁当がバスの中で出た。村井君はOLの心の機微を知り抜いているので、ツアー最初のお弁当には相当気合いを入れた。ホテルオークラと話をつけて桃花林(中華料理)にこのツアーのための特製弁当を作らせたのだ。「おいしいものを少しづつ」というセオリーをきちんと押さえてあり、OLの皆さんからは大好評。逆にこの最初の関門でポイントを外すと大変なことになってしまっただろう。カボチャのバスに乗ったOLの皆さんは東京を離れるに従って、女王様(シンデレラ)に変身しつつある。下手をすると女王様の日頃の不満や厳しいお叱りを一身に受けることにもなりかねないわけだ。

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【那須高原まったり温泉バスツアー】

「那須高原まったり温泉バスツアー」なるものに、縁があって飛び入り参加した。

OLを読者にするフリーペーパー、シティリビングが主催したこのバスツアーは参加者のほとんどが30代のOL。金曜日の夜、新宿を出発するバスに乗って那須温泉に向かい、翌日のんびり温泉めぐりをして、溜め込んだストレスや疲れを癒してもらおうというユニークな企画だ。参加費もバス代、宿泊代まとめて1万円と超お値打ちとあって、私が乗り込んだバスは既にOLたちで満杯だった。
30代のOLのツアーに40代のオヤジである私ことカトラーがそもそも何故参加するのか?やっかみ(?)もあってか周りからさまざまな憶測を呼んだ。どんないきさつでこのバスツアーに参加することになったのか説明しよう。
 

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