第3のビールブームが告げるビール成長神話の終わり

Photo_4 近所にあるスーパー、イオンの店頭に「麦の薫り」というビール風味飲料・第3のビールが山積みセールされていた。

よく見るとイオングループのプライベートブランド「トップバリュー」の商品として売られている。350ml缶が100円という低価格もさることながら、驚かされたのは、サントリーとのダブルブランドになっていたことだ(写真)。
大手流通のPBをナショナルブランドのメーカーが製造するケースはこれまでにもあったが、PB商品のパッケージにサントリーのような大手メーカーのブランドマークが並記されることはまずなかった。

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ヒスパニックの病としての新型インフルエンザと米国の危機

B00528_h1n1_flu_blue_med_2 新型インフルエンザ(H1N1Flu)、通称「豚インフルエンザ」の感染拡大が止まらない。
ここにきて、発生源と見られているメキシコの保健衛生上の対応に疑問の声が上がっている。これまでも他国に比べて死者の数が飛び抜けて多いことが疑問視されていたのだが、突然、メキシコの保健相が、新型インフルエンザで死亡したことが確実な死者の数を大幅に引き下げる発表を行ったのだ。日本でも感染が疑われる旅行者が入管の簡易チェックに引っかかり大騒ぎになったが、結局、新型ではないと判定された。

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爆走する中国の電気自転車ブームの行方

Photo 最近、上海や北京に行った人が印象に残ったこととして必ずあげるのが、電動自転車が街のあちこちを走り回っている光景である。

一昔前の日本のメディアが、中国を描く際に、必ずといっていいほど取り上げるステレオタイプ化された映像があった。それは、人民服を着た膨大な数の中国人労働者が自転車に乗って一斉に職場に出勤するシーンだ。自転車に乗った人々が蟻の大群のように街のそこかしこから溢れ出て行進する姿は、中国という国の貧しさ、そして同時にその膨大な潜在力を象徴していた。

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楽天、三木谷社長からのメール:医薬品のネット販売規制に反対する!

楽天の三木谷社長から、以下のようなメールが届いた。

Photo 「楽天の三木谷です。平素は格別のご高配賜り厚く御礼申しあげます。
今までの私の楽天人生において出会うことのできた方々に今の私の考えをどうしてもお伝えしたく、メールを書かせていただきました。長文にはなりますが、ぜひご一読ください。

 

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「表参道ヒルズ」シャッター通り商店街  ~ブランド突然死の時代~

Omotesanndou_brand_moal4_2 20年前の表参道は今とは違って人通りもまばらな閑静な場所だった。その頃、知人の仕事場が伊藤病院の裏にあったので、よく辺りをぶらつき、散歩の途中でよく立ち寄って覗いて見たのが同潤会アパートだった。
同潤会アパートは、関東大震災後、大正期に建設された日本のコンクリート住宅の草分け的建物で、既にかなり老朽化が進んでいたが、アーティストやデザイナーが入り込み、ブティックや雑貨店を開き、表参道のランドマーク的存在になっていた。再開発の話が持ち上がった時に、何とか残したいという声が方々から上がったが、最終的には取り壊されてしまい、3年前に森ビルが経営する「表参道ヒルズ」に生まれ変わった。

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死んだふり?米国ビッグスリーが電気自動車で復活する日

ビッグ3に緊急融資140~150億ドル 米議会

【ワシントン=西崎香】経営危機の米自動車大手3社(ビッグ3)の救済をめぐり、米議会は5日、2~3カ月間の資金繰りを満たす短期的な「緊急つなぎ融資」を実施する方針を明らかにした。規模は当面の危機対応に必要とされる140億~150億ドル(1兆3千億~1兆4千億円)でブッシュ政権と調整しており、今週採決する見通しだ。米メディアが伝えた。(asahi.comより)

Big3 米国のビッグ3が存亡の瀬戸際に立たされている。3社で総額3兆2千億円(340億ドル)に達する公的資金の注入と債務保証を求めていたが、ブッシュ政権下で140億ドルの緊急つなぎ融資を実施する見通しとなってきた。

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地方からの反乱が始まった、霞ヶ関は「大政奉還」せよ!

Photo 世紀の愚策とも評されている「定額減税給付金」を巡って、混迷が続いていると思ったら、給付方法について地方自治体に丸投げするという、呆れてものがいえない結末になっている。
麻生総理が、「(こうした対応は)丸投げではないのか」という記者の質問に対して苛立ちを見せ、「それが地方分権っていうことじゃないの」と言い捨てた。この対応と発言をめぐって各都道府県の知事から反発の声が上がっている。

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ファイテンのプラセボ・マーケティング ~魔法の首輪はいかにして世界商品となったか~

Photo マラソンの高橋尚子が引退を表明した。一時期の国民的大人気がプレッシャーになっていたのだろうか、レースに勝てなくなっているのに、次は3つの大会の連続出場を宣言するなど、誰が見ても無謀な目標を掲げ、あきらかに引き際を間違えた感があった。

その引退報道の中で、気になったのが、高橋尚子のスポンサーをかって出ているファイテンという会社だ。高橋尚子以外にも、阪神の鉄人こと金本知憲選手や日ハムのダルビッシュなど、そうそうたるアスリートたちとスポンサー契約している。

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リーマンブラザーズの破綻と米国経済の深層で本当におきていること

Photo_4 リーマンブラザーズの破綻のニュースが地球を駆けめぐった。
後世の人々は、この日のことを世界経済という舞台が突然暗転した日として、長く記憶にとどめることになるだろう。

リーマンブラザーズの経営が危機的な状況にあったことは、市場関係者であれば知っていたし、自力で再建できるレベルを超えていたことから、ひょっとしたら・・・という思いも心のどこかにはあった。しかし、米国を代表する巨大な投資銀行が本当に破綻の瞬間を迎えるとは考えたくもなかった。想像を超えた事態が進行しているのである。誰もが事態の深刻さと、この状況がどこまで広がるのかを把握できない不気味さに慄然としている。

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第三の開国へ マス・マーケティングの崩壊がもたらすメディア開国

Akasaka_sakas メディア業界に激震が走っている。
広告収入の減少に歯止めがかからないのだ。昨年までは、新聞、雑誌、ラジオといったメディアの広告収入が減少する一方で、インターネット広告の伸長ぶりが著しいなど、新旧メディアの交替が印象づけられた形だったが、今年になって、どうも様相が違ってきている。新旧を問わず、マスメディア広告全体が総崩れの状態なのだ。

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