木造ドミノ住宅とウッドマイレージから見える住宅産業の未来
このブログで以前紹介した東京町家の迎川さんが、いよいよ動き始められた。迎川さんとは、「あたり前の家」ネットワークでご縁があり、そのサイトで往復書簡ブログをやらしていただいているのだが、その迎川さんが、今春からいよいよ『木造ドミノ研究会』という、工務店ネットワークを立ち上げられたのだ。
耐震偽装問題の彼方に見える「住宅金融革命」という陰謀?
【改正建築基準法】自民党が改善を要請、冬柴国土交通大臣は制度見直しを否定
建築基準法改正に伴い建築確認の停滞などが生じている問題で、自由民主党国土交通部会は10月4日、冬柴鉄三国土交通大臣に対し、確認制度の見直しを含めた改善策を検討するよう求めた。 (nikkeibp.netより)
今年の6月に改正された建築基準法の運用をめぐって、建築業界が大変なことになっている。
ジェントリフィケーションの錬金術と向島ルネサンス
このブログの「谷根千(やねせん)」に関するエントリー記事でも取り上げたが、都市再開発の手法に「ジェントリフィケーション」という考え方がある。
根津はもともと交通の便の悪い、ひなびた下町に過ぎなかったが、地下鉄・千代田線の開通で都心へのアクセスが良くなったことをきっかけに、80年代に入ると、アーティストや編集者たちが移り住むようになった。
上海ヒルズとバベルの塔 ~森泰吉郎からのメッセージ~
森ビルが中国の上海市で建設中の地上101階建て超高層ビル「上海環球金融中心」(高さ492メートル)など都市開発プロジェクトの名称を「上海ヒルズ」と決めたことに対し、上海市当局が「まず英語ありきの名称は認められない」などと不快感を示していることが22日、明らかになった。 (Fuji Sankei Business i.より)
森ビルが上海に建設中の超高層ビルに「上海ヒルズ」という名称をつけたことに対して、中国当局より待ったがかかった。
映画「上海の伯爵夫人」と上海の箱庭世界
上海が「魔都」と呼ばれた1930~40年代を舞台にした映画「上海の伯爵夫人」(ジェームズ・アイボリー監督作品)が上映されている。原作と脚本は、「日の名残り」などの作品で知られる日本生まれの英国人作家、カズオ・イシグロだ。
釜竹で恋人と饂飩を食す
根津権現の入口近くにできた讃岐饂飩の店「根の津」をとりあげたことがある。その同じ根津に「釜竹」(かまちく)という饂飩の名店がまたひとつオープンした。
釜竹は本店が大阪の羽曳野にあり、関西でも名の通っている名店だが、その東京店が根津にオープンしたのだ。
饂飩を好んで食すようになったのは、実は最近のことだ。
頭の良くなる家 ~子供を勉強部屋から解放せよ~
「頭の良くなる家」というものがあると知ったのは、このブログに何回か登場してくれている慶応大学SFCの渡邊朗子助教授の話からだった。渡邊先生は、建築とITの融合領域でユニークな研究活動を展開されている気鋭の学者であり建築家だが、その研究テーマにITによって空間を知能化する「スマートスペース(知能化された建築空間)」という考え方がある。「頭の良くなる家」というコンセプトは、それと似かよっているようにも見えるが、だいぶ意味が異なり、ある面、眉唾っぽい響きさえある
屋上ペントハウスのバスタブから隅田川の夜景を眺める生活
東京R不動産を主宰する馬場さんから、新しいプロジェクトの内覧会の通知をもらった。門前仲町にあるオフィスビルを住居に転換する「コンバージョン」を手がけることになり、そのビルをスケルトン状態で一般に公開する内覧会イベントを開催するという。
おひさしぶりです。
今日は、今進めているプロジェクト、門前仲町リノベーション物件のスケルトン内覧会へのお誘いです。
三井不動産が門前仲町の隅田川沿いに所有していたオフィスビルを、レジデンスに改造しています。
業界最大手がとうとうオフィスコンバージョン。数年前にはゲリラ的に動き始めた頃から考えると、
東京も大きく変わっていることを実感しています・・・・・
そのオフィスビルは、東西線、門前仲町の駅から隅田川に向かって7~8分ほど歩いた、永代橋の手前にあり、三井不動産がバブルの地価高騰期に地主との共同事業によってオフィスビルとして建設したものだった。
中小オフィスビルの再生手法「コンバージョン」
ここ数年の都心の高層オフィスビルの建設ラッシュによって、こうした中小ビルの需給バランスは完全に崩壊してしまった。都心のオフィスビルの賃料は、バブル時代のピーク時には、坪当たり10万円を超えることが珍しくなかったが、この10年でほぼ半分以下に下落し、現在では丸の内であっても古いビルなら3万円以下で借りられるケースも出ている。バブル時代の強気なオフィス需要予測を頼りに、門前仲町や月島といった都心の周辺部は、競ってオフィスビルが建設され、そうした物件は、2~3万円の賃料がとれることを前提に事業計画が組まれているケースが多い。この水準の賃料を出すなら、都心のビルを借りることができるのだから、苦戦するのも当然だ。2003年が都心のビル供給ラッシュの年といわれたが、そのしわ寄せは、結局中小ビルが負うことになった。しかも大型ビルの大量供給は今後も続くので、中期的に見ても中小オフィスビルの需給環境は、回復の見込みが立たないという状況だ。
そこで、オフィスビルとして建設された物件を住居に転換する「コンバージョン」が脚光を浴びることになった。オフィスとしての需要は厳しくなったとしても、都心に近いという立地を生かして住居として提供すれば、借り手がつくだろうという思惑からだ。しかし、もともとオフィスビルとして計画された建物を無理やり住居に転換するわけだから、ことはそんなに簡単ではない。間取りの制限を乗り越える工夫や、住居として使えるよう新たに設備を加えるなどのリノベーションが必要となる。
見たことのない空間を都市に創り出す
東京R不動産の馬場さんは、オフィスビルのコンバージョンが専門というわけではない。使い手のいない工場や倉庫の空間を活かしてオフィスや住居に転換するなど、もっと広い意味で、都市の中で見捨てられていたような空間に知恵とアイデアで命を吹き込み、誰もが驚くような形で再生させるプロジェクトを手がけてきた。不動産業というとブローカーというイメージが強いが、馬場さんの仕事はその対極にあり、まさにクリエイターの名にふさわしい。馬場さんは大学で建築を専攻し、某大手広告代理店でイベント・プロデュースなどを手がけた後、不動産業の世界に飛び込んだ。「誰も見たことのない空間を創り出すことが好き」という馬場さんが主宰する東京R不動産のホームページには、こうした視点に立って手がけられた再生プロジェクトや、住宅情報誌などでは決してお目にかかれない「特殊物件」が数多く紹介されていて、月間のアクセス数が10万件を越える人気サイトになっている。
この馬場さんが手がける「コンバージョン」プロジェクトなので、ユニークな取り組みが随所に見られた。
馬場さんは、まず、このどこにでもありそうな中小オフィスビルが、隠し持っていた住居としての潜在的価値に着目した。それは、ビルの北西側、隅田川に面した展望だ。月島、佃島の高層タワーマンション群が広がり(写真)、はっとさせられるような展望が目の前に現れる。
天井をぶち抜き、屋上にペントハウス
この風景に感動して、このビルの再生コンセプトがイメージできたという。驚いたことに馬場さんは、この風景を眺めることができるようにとバスタブを置いたペントハウスをビルの屋上に作ってしまう。最上階(10F)の部屋の屋根をぶち抜き、このペントハウスと螺旋階段で結ぶというプランだ。世にいくつか出回っているオフィスビルをコンバージョンしたマンションは、一般のマンションの間取りを無理やりオフィスビルに押し込んだという印象がどうしてもつきまとうのだが、ここまでやってしまうと、これはもう全く別物、オフィスビルの痕跡を全く残さない空間として生まれ変わる。
その他にも、あらかじめプロジェクターとスクリーンが設置されているシアタールームや壁面全体が書棚になっている部屋など、ユニークなコンセプトのルームが計画されている。しかも、これらを全て賃貸住宅として提供し、最上階のペントハウス付きルームなど、いくつかの部屋についてはオークション方式で借り手を決定し、賃貸住宅だけれども、借り手の意向を内装工事などに反映させていくつもりだという。
不動産のマーケットというのは、個々の物件が、×LDKというように規格化されているため、立地、建物の築年、賃料という軸にほとんどがプロットできるというのが常識となっている。しかし、この常識は、一見分かり易く便利なように見えるが、実は供給者側に立った論理であることに気がつく。人の暮らしとか人生は、×LDKという規格化された空間に押し込まれてしまうはずがないからだ。馬場さんのいう「空間を楽しむ」という言葉は、言い換えれば「人生を楽しむ」「自分の暮らし方を追求する」ということでもある。
屋上ペントハウスのバスタブに浸かり、高層マンション群が立ち並ぶ隅田川の夜景を眺めながらワインを楽しむ・・・・こんな暮らしが賃貸住宅で可能になるというのだから驚きだ。ほんとなら私がまず借り手として手をあげたい所だが、既に住宅ローンを抱えて、身動きができない。う~ん残念!
(カトラー)
そうだ、栃木、行こう②:クルマをすてよ、町へ出よう
栃木では、クルマが無いと暮らしていけない。
東京を中心として放射状に広がる交通インフラ網は、栃木や茨城あたりまでくると網の目が急に粗くなり、クルマしか交通手段が無くなってしまうからだ。そのためか、立ち寄った茂木の「道の駅・もてぎプラザ」がやけに繁盛していた。
2010年 映像・メディアビジネス 未来への旅(6) ~Seoul Digital Media Cityの実験~
先々週、六本木ヒルズで慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のオープンフォーラムが開催された。SFCらしいユニークな研究発表やセミナーが開催され興味深かったが、ユビキタス・テクノロジーの分野では、MIT(マサチューセッツ工科大学)からこのフォーラムに参加したアデル・サントス教授による韓国のソウル・デジタル・メディアシティー(Seoul Digital Media City)についての報告が印象に残った。
都心マンションブームの落とし穴
週末が近づくと、都心マンションの売り出しを告知するチラシ広告が、毎週のように入ってくる。
秋葉原の旧青果市場跡地には、40階建ての高層マンション「TOKYO TIMES TOWER」が、品川では、2000戸をこえる巨大マンションプロジェクト「ワールドシティタワーズ」の建設が進んでいる。
秋葉原の復活を支えるフィギュア文化

秋葉原ITセンター、「秋葉原クロスフィールド」が正式名称に
NTT都市開発、ダイビル、鹿島の3社は4月20日、東京・秋葉原で着工した再開発施設の正式名称を「秋葉原クロスフィールド」に決めたと発表した。高層ビル2つからなる多機能施設が2006年3月までに完成する予定。
秋葉原の青果場跡地(通称ヤッチャバ)に建設が進んでいる再開発ビルが秋葉原クロスフィールドという名称に決まった。
秋葉原の電気街のネオンの間からニョッキリと首を出した工事中の高層ビルは、来年の5月には竣工し、日立製作所の本社が移ってくるという。ITセンターとして大学のサテライト機関も設置され、産学連携の拠点にもなっていくという。
MARUNOUCHIのブランド戦略の裏側

<左:かつて爆破テロのあった三菱重工ビルにもブランドショップ 右:今や名物の丸の内の牛のオブジェ>
今、最も変貌を遂げている街はどこか?
それは「丸の内」だーといったら意外に感じるだろうか。えっ?と思うかたは、試みに有楽町から丸ビルに向かって、仲通りを歩いてみてほしい。その変貌ぶりに目を見張るだろう。
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