政権交代後のシングルマザー社会と「のんちゃんのり弁」商店街の関係

Photo 建設が進んでいる東京スカイツリーの足下、墨田区の京島に「キラキラ橘商店街」という私の好きな商店街がある。ここを舞台に「のんちゃんのり弁」という映画が制作され、先週からロードショーが始まった。

物語は、親のすねをかじっているだけのダメ亭主に見切りをつけた、小西真奈美が演ずる主人公、小巻が、幼稚園児の一人娘、のんちゃんを連れて家を飛び出す場面からはじまる。小巻は母親の住む墨田区、京島の実家にまい戻って仕事を探すのだが、子連れで何のスキルも持たない主人公に世間の風は冷たい。

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私は商店街の味方です!大規模ショッピングモールの黄昏と商店街の復活

Photo わが家には長じた娘が2人いるが、彼女たちがまだ幼かった頃、足立区の商店街のうどん屋(製麺販売)の3階に間借りしていた時期があった。写真は、年賀状用に撮った当時の写真である。「玉うどん」という、うどん屋の看板が、その頃のカトラー家の目印だった。

商店街の通りに面した窓を開けると、眼下に向かいの八百屋の軒先が見えた。
とある週末の夕方、娘をその八百屋におつかいに行かせ、その様子を窓から眺めていると、八百屋のおやじが、明日になれば真っ黒に変色してしまうような萎びた椎茸をしきりに娘に売りつけようとしている。

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「表参道ヒルズ」シャッター通り商店街  ~ブランド突然死の時代~

Omotesanndou_brand_moal4_2 20年前の表参道は今とは違って人通りもまばらな閑静な場所だった。その頃、知人の仕事場が伊藤病院の裏にあったので、よく辺りをぶらつき、散歩の途中でよく立ち寄って覗いて見たのが同潤会アパートだった。
同潤会アパートは、関東大震災後、大正期に建設された日本のコンクリート住宅の草分け的建物で、既にかなり老朽化が進んでいたが、アーティストやデザイナーが入り込み、ブティックや雑貨店を開き、表参道のランドマーク的存在になっていた。再開発の話が持ち上がった時に、何とか残したいという声が方々から上がったが、最終的には取り壊されてしまい、3年前に森ビルが経営する「表参道ヒルズ」に生まれ変わった。

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空間の魔術師、村野藤吾の”音楽” ~モダニズムを超えて~

Photo_2 村野藤吾という建築家を知っているだろうか。
建築を少しでもかじったことのある人なら、「東(東京)の丹下、西(関西)の村野」といわれ、丹下健三と並ぶ、日本が生んだ偉大な建築家であることは誰でも知っているのだが、一般人の間では、丹下健三のような知名度は無い。しかし、日比谷の日生劇場や大阪そごう百貨店を設計した建築家であるといえば、村野の名前は知らなくても建物が放っている独特のオーラと印象がきっと記憶に深く刻まれているはずだ。

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木造ドミノ住宅とウッドマイレージから見える住宅産業の未来

Mokuzou_domino_photo このブログで以前紹介した東京町家の迎川さんが、いよいよ動き始められた。迎川さんとは、「あたり前の家」ネットワークでご縁があり、そのサイトで往復書簡ブログをやらしていただいているのだが、その迎川さんが、今春からいよいよ『木造ドミノ研究会』という、工務店ネットワークを立ち上げられたのだ。

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日本農業の出口

Cozmos2 毎年の夏に、妻の実家に里帰りすると、そこに美しい光景が広がっている。コスモスの花畑だ。実家の周り一面にコスモスの花が咲きほこっている。
老いた両親が住む家は、稲作と酪農を中心に営む山間の農村にあるのだが、里帰りする度に感じるのは、その美しい「コスモス花畑」が、年々拡大していることだ。

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「未来都市」群馬県・大泉町のCANTA GALO

Nishikoizumi_canta_galo 群馬県の東武伊勢崎線、館林駅から小泉線という単線が西に向かって伸びている。その小泉線の終着駅、西小泉駅に降り立つと目の前に立ち現れる光景に誰もが驚かされるだろう。
昔の西部劇映画に出てくるような、三角屋根の駅舎には、30分間に一本程度しか電車が往復しないので、人影もまばらで駅員もいない。駅前の広場に降り立つと、立ち並んでいる商店にポルトガル語の看板が掲げられていて、ここが日本とはとても思えない景色が広がる。

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耐震偽装問題の彼方に見える「住宅金融革命」という陰謀?

Fuyushiba

【改正建築基準法】自民党が改善を要請、冬柴国土交通大臣は制度見直しを否定

建築基準法改正に伴い建築確認の停滞などが生じている問題で、自由民主党国土交通部会は10月4日、冬柴鉄三国土交通大臣に対し、確認制度の見直しを含めた改善策を検討するよう求めた。 (nikkeibp.netより)

今年の6月に改正された建築基準法の運用をめぐって、建築業界が大変なことになっている。

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安倍晋三の敗北と小沢一郎のサブマリン戦略

Ozawa_02 参議院選挙後、このブログでも取り上げた安倍首相の「カメラ目線」に変調が見られる。以前は、カメラだけを正視して喋っていたのが、チラチラとインタビューする記者に目線を送る動作を織り交ぜるようになったのだ。「首相のカメラ目線」のことは、このブログだけでなく、様々なところで不評をかっていたようで、それに懲りたのか、あるいは無能なPRエージェントのクルクル変わるご託宣に相変わらず生真面目に従っているからなのか、「メディアへの露出」の仕方をしきりに工夫している様子がうかがえる。

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ジェントリフィケーションの錬金術と向島ルネサンス

Ts_tower01 このブログの「谷根千(やねせん)」に関するエントリー記事でも取り上げたが、都市再開発の手法に「ジェントリフィケーション」という考え方がある。
根津はもともと交通の便の悪い、ひなびた下町に過ぎなかったが、地下鉄・千代田線の開通で都心へのアクセスが良くなったことをきっかけに、80年代に入ると、アーティストや編集者たちが移り住むようになった。

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