環境ファシズムの足音が聞こえる:あらためて宮下公園のナイキ公園化に反対する
木造ドミノ住宅とウッドマイレージから見える住宅産業の未来
このブログで以前紹介した東京町家の迎川さんが、いよいよ動き始められた。迎川さんとは、「あたり前の家」ネットワークでご縁があり、そのサイトで往復書簡ブログをやらしていただいているのだが、その迎川さんが、今春からいよいよ『木造ドミノ研究会』という、工務店ネットワークを立ち上げられたのだ。
ジェントリフィケーションの錬金術と向島ルネサンス
このブログの「谷根千(やねせん)」に関するエントリー記事でも取り上げたが、都市再開発の手法に「ジェントリフィケーション」という考え方がある。
根津はもともと交通の便の悪い、ひなびた下町に過ぎなかったが、地下鉄・千代田線の開通で都心へのアクセスが良くなったことをきっかけに、80年代に入ると、アーティストや編集者たちが移り住むようになった。
地域雑誌「谷根千(やねせん)」の休刊とジェントリフィケーションの罠
東京下町の情緒が残る町として人気スポットになっている「谷根千(やねせん)」。その名付け役にもなった地域雑誌「谷中・根津・千駄木」が、09年春に休刊することになった。作家の森まゆみさん(52)ら子育て中の母親4人が、84年10月に創刊。年4回の季刊で、郷土史や地域の魅力を掘り起こし、読者は海外にまで広まった。(MSNニュース:毎日新聞より)
上海ヒルズとバベルの塔 ~森泰吉郎からのメッセージ~
森ビルが中国の上海市で建設中の地上101階建て超高層ビル「上海環球金融中心」(高さ492メートル)など都市開発プロジェクトの名称を「上海ヒルズ」と決めたことに対し、上海市当局が「まず英語ありきの名称は認められない」などと不快感を示していることが22日、明らかになった。 (Fuji Sankei Business i.より)
森ビルが上海に建設中の超高層ビルに「上海ヒルズ」という名称をつけたことに対して、中国当局より待ったがかかった。
釜竹で恋人と饂飩を食す
根津権現の入口近くにできた讃岐饂飩の店「根の津」をとりあげたことがある。その同じ根津に「釜竹」(かまちく)という饂飩の名店がまたひとつオープンした。
釜竹は本店が大阪の羽曳野にあり、関西でも名の通っている名店だが、その東京店が根津にオープンしたのだ。
饂飩を好んで食すようになったのは、実は最近のことだ。
屋上ペントハウスのバスタブから隅田川の夜景を眺める生活
東京R不動産を主宰する馬場さんから、新しいプロジェクトの内覧会の通知をもらった。門前仲町にあるオフィスビルを住居に転換する「コンバージョン」を手がけることになり、そのビルをスケルトン状態で一般に公開する内覧会イベントを開催するという。
おひさしぶりです。
今日は、今進めているプロジェクト、門前仲町リノベーション物件のスケルトン内覧会へのお誘いです。
三井不動産が門前仲町の隅田川沿いに所有していたオフィスビルを、レジデンスに改造しています。
業界最大手がとうとうオフィスコンバージョン。数年前にはゲリラ的に動き始めた頃から考えると、
東京も大きく変わっていることを実感しています・・・・・
そのオフィスビルは、東西線、門前仲町の駅から隅田川に向かって7~8分ほど歩いた、永代橋の手前にあり、三井不動産がバブルの地価高騰期に地主との共同事業によってオフィスビルとして建設したものだった。
中小オフィスビルの再生手法「コンバージョン」
ここ数年の都心の高層オフィスビルの建設ラッシュによって、こうした中小ビルの需給バランスは完全に崩壊してしまった。都心のオフィスビルの賃料は、バブル時代のピーク時には、坪当たり10万円を超えることが珍しくなかったが、この10年でほぼ半分以下に下落し、現在では丸の内であっても古いビルなら3万円以下で借りられるケースも出ている。バブル時代の強気なオフィス需要予測を頼りに、門前仲町や月島といった都心の周辺部は、競ってオフィスビルが建設され、そうした物件は、2~3万円の賃料がとれることを前提に事業計画が組まれているケースが多い。この水準の賃料を出すなら、都心のビルを借りることができるのだから、苦戦するのも当然だ。2003年が都心のビル供給ラッシュの年といわれたが、そのしわ寄せは、結局中小ビルが負うことになった。しかも大型ビルの大量供給は今後も続くので、中期的に見ても中小オフィスビルの需給環境は、回復の見込みが立たないという状況だ。
そこで、オフィスビルとして建設された物件を住居に転換する「コンバージョン」が脚光を浴びることになった。オフィスとしての需要は厳しくなったとしても、都心に近いという立地を生かして住居として提供すれば、借り手がつくだろうという思惑からだ。しかし、もともとオフィスビルとして計画された建物を無理やり住居に転換するわけだから、ことはそんなに簡単ではない。間取りの制限を乗り越える工夫や、住居として使えるよう新たに設備を加えるなどのリノベーションが必要となる。
見たことのない空間を都市に創り出す
東京R不動産の馬場さんは、オフィスビルのコンバージョンが専門というわけではない。使い手のいない工場や倉庫の空間を活かしてオフィスや住居に転換するなど、もっと広い意味で、都市の中で見捨てられていたような空間に知恵とアイデアで命を吹き込み、誰もが驚くような形で再生させるプロジェクトを手がけてきた。不動産業というとブローカーというイメージが強いが、馬場さんの仕事はその対極にあり、まさにクリエイターの名にふさわしい。馬場さんは大学で建築を専攻し、某大手広告代理店でイベント・プロデュースなどを手がけた後、不動産業の世界に飛び込んだ。「誰も見たことのない空間を創り出すことが好き」という馬場さんが主宰する東京R不動産のホームページには、こうした視点に立って手がけられた再生プロジェクトや、住宅情報誌などでは決してお目にかかれない「特殊物件」が数多く紹介されていて、月間のアクセス数が10万件を越える人気サイトになっている。
この馬場さんが手がける「コンバージョン」プロジェクトなので、ユニークな取り組みが随所に見られた。
馬場さんは、まず、このどこにでもありそうな中小オフィスビルが、隠し持っていた住居としての潜在的価値に着目した。それは、ビルの北西側、隅田川に面した展望だ。月島、佃島の高層タワーマンション群が広がり(写真)、はっとさせられるような展望が目の前に現れる。
天井をぶち抜き、屋上にペントハウス
この風景に感動して、このビルの再生コンセプトがイメージできたという。驚いたことに馬場さんは、この風景を眺めることができるようにとバスタブを置いたペントハウスをビルの屋上に作ってしまう。最上階(10F)の部屋の屋根をぶち抜き、このペントハウスと螺旋階段で結ぶというプランだ。世にいくつか出回っているオフィスビルをコンバージョンしたマンションは、一般のマンションの間取りを無理やりオフィスビルに押し込んだという印象がどうしてもつきまとうのだが、ここまでやってしまうと、これはもう全く別物、オフィスビルの痕跡を全く残さない空間として生まれ変わる。
その他にも、あらかじめプロジェクターとスクリーンが設置されているシアタールームや壁面全体が書棚になっている部屋など、ユニークなコンセプトのルームが計画されている。しかも、これらを全て賃貸住宅として提供し、最上階のペントハウス付きルームなど、いくつかの部屋についてはオークション方式で借り手を決定し、賃貸住宅だけれども、借り手の意向を内装工事などに反映させていくつもりだという。
不動産のマーケットというのは、個々の物件が、×LDKというように規格化されているため、立地、建物の築年、賃料という軸にほとんどがプロットできるというのが常識となっている。しかし、この常識は、一見分かり易く便利なように見えるが、実は供給者側に立った論理であることに気がつく。人の暮らしとか人生は、×LDKという規格化された空間に押し込まれてしまうはずがないからだ。馬場さんのいう「空間を楽しむ」という言葉は、言い換えれば「人生を楽しむ」「自分の暮らし方を追求する」ということでもある。
屋上ペントハウスのバスタブに浸かり、高層マンション群が立ち並ぶ隅田川の夜景を眺めながらワインを楽しむ・・・・こんな暮らしが賃貸住宅で可能になるというのだから驚きだ。ほんとなら私がまず借り手として手をあげたい所だが、既に住宅ローンを抱えて、身動きができない。う~ん残念!
(カトラー)
そうだ、栃木、行こう②:クルマをすてよ、町へ出よう
栃木では、クルマが無いと暮らしていけない。
東京を中心として放射状に広がる交通インフラ網は、栃木や茨城あたりまでくると網の目が急に粗くなり、クルマしか交通手段が無くなってしまうからだ。そのためか、立ち寄った茂木の「道の駅・もてぎプラザ」がやけに繁盛していた。
そうだ、栃木、行こう①:日本のスローライフ運動の原点「益子」
このブログに何回も登場しているクリングルの村井君は、栃木県の出身で、持ち前のフットワークの良さと人間力を活かして東京のメディアや人材をネットワークして那須湯本温泉などの地域興しの仕事をてがけている。昨日は、村井君の誘いで益子を案内してもらった。
沖縄の「命を育むインフラ」をみならえ!
週刊!木村剛に「地方自治体は破綻するのか!?がんばれ沖縄」という記事がエントリーされ、沖縄の経済格差の問題について「オレのアイ」さんの解説が取り上げられている。
那須温泉ふたたび~地域再生への視点~
先週末、半年ぶりに那須温泉にでかけた。
このブログを始めたきっかけが、社会起業家の村井君が企画した「那須高原まったり温泉バスツアー」に飛び入り参加したことだということは、以前の記事で紹介したことがある。
セキュリティ意識の究極は「他力本願」
昨年、パリを旅行した際に知人の女性が私の目の前でひったくりにあってしまった。
訪問した某有名化粧品メーカの正門を出て、クルマに向かって歩き出したとき、突然エンジン音が響き、オートバイに乗った2人組が、女性のそばを走り抜けたかと思うと、彼女が持っていたバックをひったくり、そのまま走り去った。日本人を対象としたこうしたひったくり事件が頻発していると事前に聞いていたので、かなり注意はしていたのだが、一瞬のスキにつけ込まれた。幸いとその女性に大きな怪我はなく、盗られたものも代替えがきくものであったので大事には至らなかった。日本男子として一緒にいた女性をひったくりから守れなかったことは全くもって恥ずかしいと落ち込んでいると、現地のガイドが、こうした連中に狙われたら防ぐことは難しく、なによりも重要なのは狙われないようにすることだといって慰めてくれた。
「日光」は世界ブランドとして再生すべし

日光の元気がない。日光だけでなく、高度成長期には団体客で溢れかえった全国の温泉場に閑古鳥が鳴いており、地方経済の凋落ぶりを象徴する風景になっている。木村剛氏の「週刊!木村剛」でもこうした状況について取り上げたJUKE BLOGさんの記事が紹介されていた。
足立区東和銀座商店街の試み

<足立区・東和銀座商店街>
日本のトップエグゼクティブたちが集まるオフィス街「丸の内」のことを取り上げたなら、ぜひとも言及しておかねばならない街がある。他でもない我が地元、足立区の東和銀座商店街である。土曜日に加藤敏春さんが主宰するエコミュニティ・ネットワークのフォーラムがあり参加したのだが、ゲストスピーカーとして東和銀座商店街の理事長、田中武夫さんが参加していて、直接話を聞く機会を得た。
【北千住○I○Iの勝算】

カトラーの地元である北千住で、丸井の新店舗が27日にオープンした。首都圏のターミナル駅の中でも北千住は最後の大規模再開発案件といわれ、再開発プランに着手してから丸井のオープンまで20年を要したという。地元の地権者間の調整が遅々として進まなかったのが大きな理由。この間、さまざまな百貨店、スーパーの名前が再開発の核店舗候補として上がっては消えた。あの「そごう」や「西武」も一時は有力と伝えられたが、バブルの崩壊とともに聞かなくなり、結局、イトーヨーカドーと丸井の一騎打ちになった。北千住はイトーヨーカドーの発祥の地でもあり、最後まで粘ったようだが丸井が出した条件には敵わなかったという。意外なことに、この北千住店が丸井にとっては最大規模の店舗となる。
【源泉、かけ流しブームの功罪】
那須温泉には有名な鹿の湯がある。那須温泉の発祥の地でもあり、開湯したのは1300年前にさかのぼる。昔、傷を負った鹿がこの湯で傷を癒したことからこの名がつけられたという。とろりと白濁した湯は、PHが2.5もある強い酸性硫黄泉だ。鹿の湯には古びた木造の湯治場が建てられ、共同浴場として開放されていて、この湯を求めて全国から温泉ファンが集まってくる。
私と村井君はこの鹿の湯を訪ね、鹿の湯を管理する室井さんに色々話を聞くことができた。
驚いたことに鹿の湯を訪れる客数は、この5年で5倍になり、年間15万人にのぼるという。小さな掘っ立て小屋といってもよいような湯治場に15万人という数はあまりに不自然でイメージが湧かなかったが、室井さんいわく「夏のピークシーズンには1日で1000人ものお客様が来られ、浴場は芋洗い状態になります」。
【おそるべし30代のOLパワー2】
那須温泉郷に到着した翌日の土曜の朝から湯巡りが始まった。湯巡りといっても那須の温泉場は歩いて回れる場所にはなく、茶臼岳の麓にいくつかの温泉場が点在している。中腹には白濁した硫黄泉で有名な鹿の湯と元湯地区、山を登って行くと最奥地の標高1300mの地域には秘湯 大丸温泉がある。先ず大丸温泉に行って麓に下りてくるというのが順当なコースだ。
【那須高原まったり温泉バスツアー】
「那須高原まったり温泉バスツアー」なるものに、縁があって飛び入り参加した。
OLを読者にするフリーペーパー、シティリビングが主催したこのバスツアーは参加者のほとんどが30代のOL。金曜日の夜、新宿を出発するバスに乗って那須温泉に向かい、翌日のんびり温泉めぐりをして、溜め込んだストレスや疲れを癒してもらおうというユニークな企画だ。参加費もバス代、宿泊代まとめて1万円と超お値打ちとあって、私が乗り込んだバスは既にOLたちで満杯だった。
30代のOLのツアーに40代のオヤジである私ことカトラーがそもそも何故参加するのか?やっかみ(?)もあってか周りからさまざまな憶測を呼んだ。どんないきさつでこのバスツアーに参加することになったのか説明しよう。
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