私は商店街の味方です!大規模ショッピングモールの黄昏と商店街の復活

Photo わが家には長じた娘が2人いるが、彼女たちがまだ幼かった頃、足立区の商店街のうどん屋(製麺販売)の3階に間借りしていた時期があった。写真は、年賀状用に撮った当時の写真である。「玉うどん」という、うどん屋の看板が、その頃のカトラー家の目印だった。

商店街の通りに面した窓を開けると、眼下に向かいの八百屋の軒先が見えた。
とある週末の夕方、娘をその八百屋におつかいに行かせ、その様子を窓から眺めていると、八百屋のおやじが、明日になれば真っ黒に変色してしまうような萎びた椎茸をしきりに娘に売りつけようとしている。

「おい、おやじ、そんな半端ものうりつけるな!」

と窓から首をだして怒鳴ると、八百屋のおやじは頭上の私の姿に気が付いて、ばつの悪そうな顔をして「お手伝いできる良い子だからおまけしてやろうっていってたんだよなあ、嬢ちゃん」と娘の頭を撫でながら言い訳してみせる。
商店街の人々は、せこい人たちが多かったが、気持ちに裏表のない、気のおけないいい人ばかりだった。

全国で急増するシャッター通り商店街

その商店街が、全国で存亡の危機に立たされているという。中でも地方都市の商店街の衰退、荒廃ぶりは目を覆うばかりである。地方都市に出張した折などに、地元の商店街などを覗いて見るのだが、人もまばらで半分近い店がシャッターを下ろしている所が増えている。

こうした状況をもたらしたのは、地方都市の過疎化や郊外型の大規模ショッピングモールやロードサイド店が乱立して、商店街が展開している中心市街地から人がいなくなったことなどが原因とされている。商店街に再び人を呼び戻そうと、アーケード建設や駐車場の整備など様々な対策が講じられたが、一部の建設業者が潤っただけで、ほとんど効果らしい効果をもたらさなかった。

カトラー家が住んでいた商店街の近くにも、昨年、イトーヨーカドー系のArio(アリオ)という、シネコンなども兼ね備えた大規模ショッピングモールが開店した。
ところで、私はこの手のショッピングモールというやつが大の苦手である。品揃え、客の嗜好や回遊導線、接客マニュアルやクレームの処理まで全てが計算づくで管理されていて、そこに居るだけで自分も商品のひとつにさせられてしまったような気がして息苦しくなってくる。ファミリー層が最大のターゲットだから、家族連れが多いのだが、彼らを見ていると「家族ごっこ」をさせられているような嘘臭さがショッピングモールの空間には充満しているように感じる。

現在の「ファミリー」層にとって、週末に郊外のショッピングモールに車で出かけて行って一緒に消費をすることが、「家族」であることを確かめる唯一の「ハレの時間」になっているのではないか。日頃は携帯電話やゲーム機を覗き込むばかりで、親の言うことなど耳をかさない子供たちをとにかく車に押し込んでショッピングモールに連れていき、たいして欲しがってもいないモノを買い与えて家族ごっこをやっているというのが、今の日本の「ファミリー」の平均像だといったら世のファミリー族から顰蹙をかうだろうか。

ファミリー幻想の終着地としての大規模ショッピングモール

Photo_2 「ファミリー」幻想は、長く日本人の消費を牽引する原動力となっていた。ファミリーレストラン、デパート、遊園地、家族旅行といった「ハッピーファミリー(幸せな家族)」のための商品やサービスが日本の消費の中心トレンドをつくってきた。しかし、「ファミリーレストラン」が、「ファミレス」となり、高校生や暇な主婦連中がたむろする場になってしまったように、「ファミリー」という言葉は、今や使うのにも気恥ずかしさが伴う死語になりつつある。そうしてみると、現在、隆盛を極めているといわれる郊外型の大規模ショッピングモールやアウトレットは、日本人が高度成長時代からずっと抱き続けてきた「ファミリー」幻想が行き着いた終着地のようなものに見えてくる。消費者の「ハレの時間」を演出するために、ショッピングモールは際限なく巨大化し、ディズニーランドのような場所に近づいていくだろう。

しかし、私の見立てでは、こうしたショッピングモールの隆盛も既に終わりを迎えている。不動産リートや投資ファンドなどショッピングモールの建設に向かっていた資金も金融危機の影響をもろに被り一気にシュリンクしており、消費の減退も相まって閑古鳥が鳴いているショッピングモールもあちこちで見られるようになった。大規模ショッピングモールが廃墟となり、「ファミリー幻想」の墓標として語られる日がやがてくるだろう。

話をもう一度商店街に戻そう。
不況に苦しんでいる商店街の人々には、肥大化したショッピングモールを相手に勝負する必要なんかないといいたい。家族連れで商店街が賑わった高度成長時代を懐かしむ気持ちもわからないではないが、昔に戻ることを夢見たり、逆に商売不振の原因をショッピングモールのせいにしないことだ。大規模ショッピングモールは、買う物がない時代にあって、既に商品やサービスを売っているのではなく、「家族ごっこ」という幻想を売る末期的業態に転換した。

オレオレ詐欺の手口に学ぶ?シニアビジネス成功法

商店街は、もっと真っ当なやり方で開拓できる別の客層があると思う。例えば老人層である。老人にとって今のショッピングモールはわずわらしいだけの場所だろう。勝手のわかった商店街こそ、彼らの受け皿になるべきだと思うが、どうやら商店街は、老人はカネを使わず、老人相手の商売(シニアビジネス)は儲からないという固定観念に縛られているようだが、はたしてそうか?

最近の老人相手の「カネもうけ」で一番の成功?事例を上げるとしたら「オレオレ詐欺」だ。老人達は寂しい暮らしの中で、子供や孫からかかってくる電話を首を長くして待っている。オレオレ詐欺は、そこにつけ込んだ。警察の取り締まりやメディアのキャンペーンにもかかわらず、オレオレ詐欺に代表される「振り込め詐欺」の手口は巧妙化し、被害総額は年間250億円にも達している。犯罪の手口から学ぶというのもどうかといわれそうだが、そこには明らかに考えさせられる何かがある。

機能性飲料の新たなチャネルとして復活する牛乳宅配ルート

まともなシニアビジネスの事例として最近興味深いと思っているのは、牛乳宅配の復活である。牛乳販売店は、高度成長時代に全国網が築かれたが、スーパーなどの出店に押されて、その数は、ピーク時に比べると半減、「斜陽ビジネス」の代名詞といわれた時期もあった。ところが、メグミルク(雪印乳業系)の宅配ルートでは、N―グルコサミンという膝や関節痛を軽減したり予防する機能性素材を添加した商品「グルコサミンパワー」が、日配20万本という大ヒット商品になり、いまや主力であるはずの牛乳の売上げを追い抜いてしまったという。ヒットの要因は、牛乳販売店の店主も高齢化しているので、こうした健康機能をもった商品は、店主が客と同じ目線に立って説明販売できるのが強味になっている。また、宅配ルートの商品は一定期間、習慣的に摂ってもらえるので、グルコサミンパワーのような機能性飲料の場合、効果が体感しやすくリピートに繋がるのだという。牛乳宅配ビジネスは、高齢者向けの新たな販売チャンネルとして復活しつつあるのだ。

商店街が始めた老人向け弁当宅配事業の成功

足立区に東和銀座商店街という全国的に知られている商店街がある。アムールトーワという株式会社を商店街として設立して、「地域の仕事は地域でやる」をモットーに給食事業などのコミュニティビジネスを手がけている。その東和銀座商店街が、老人世帯に対する弁当宅配事業も手がけているが、ユニークなのは弁当容器を使い捨てのものではなく塗り物にして、食べ終わったあとの容器をいちいち回収していることだ。訪問して回収するのは確かに手間がかかるが、老人たちと直に顔を合わせる機会が増えることで、メニューに対する要望や老人達の健康状態なども確認することができるのだという。そうしたフェイストゥーフェイスの関係を築いていることが他の弁当販売事業者にはない強味になっている。

シニアビジネスに可能性があるといっても、今のままの商店街では、老人達の心をつかむことはできないだろう。オレオレ詐欺のように、手を変え品を変えコミュニケーション手法に工夫を凝らす、あるいは、牛乳宅配のように、同じ目線に立って商品を紹介したり、家まで届けるといった新しいサービス機能を開発することが不可欠だ。

先日、久しぶりに昔住んでいた商店街を歩いてみた。肉屋のおっさんも、鶏肉屋のおばさんもまだまだ元気で店に出ている。「おじょうちゃん、元気かい?」と八百屋のおっさんが笑いながら声をかけてきた。

「今日はいい椎茸があるよ、安くしとくからもってきな」

またかと思わず身構えたが、見ると、ぷりぷりしたいい椎茸だった。

(カトラー)

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環境ファシズムの足音が聞こえる:あらためて宮下公園のナイキ公園化に反対する

東京都渋谷区は18日、区立宮下公園の命名権(ネーミングライツ)を、スポーツ用品メーカー「ナイキ・ジャパン」(東京・品川)に売却する方針を区議会で明らかにした。ナイキ側の予算で公園改修も進めるという計画だ。(アサヒコムより)

Photo 渋谷区が、ナイキに宮下公園のネーミングライツ(命名権)を売り、「ナイキ宮下公園」化する計画を公式に発表した。ナイキ・ジャパンが費用負担する形で、宮下公園内に新たにスケートボード場(1100平方メートル)、ロッククライミング施設が整備され、夜間は施錠されることになるという。

この計画に対しては、ホームレス支援を行っていたグループが中心となって「みんなの宮下公園をナイキ公園化から守る会」という市民団体が結成され、反対運動も始まっているが、彼らの声が多数意見となるとは考えにくい状況だ。というのも、一般区民の中には、「ナイキ公園になればキレイで明るくなり、ホームレスもいなくなる」と計画に賛同する声が少なからず存在しているからだ。
反対派は「ホームレスの人々が住む場所を奪われる」「宮下公園を集会場所として使えなくなるため市民運動が制限される」という反対論を展開しているが、ホームレスに対しては自立支援を行う、集会場所はどこか他所でやってくれという行政側の「建前論」に対抗できるかどうかは疑わしい。

ホームレスの排除と一体で動いている公園整備

渋谷区側は、今後、ホームレスの問題と公園の整備を切り離して対処する姿勢をとってくるだろうが、この計画の発端から、ホームレス問題と公園整備は一体のものとして動いてきたことを見ておく必要がある。特にこの計画の推進の中心となっている伊藤たけし渋谷区議は、渋谷区からホームレスを排除することを公約し、その一貫として宮下公園の整備を主張してきた人物である。過去の議会においても以下のような質問を行っている。

伊藤:渋谷区でも、公園にホームレスが集中している。ホームレスの居住場所を確保し、公園本来の姿を取り戻すことの必要性を痛感している。「ガイドプラン21」との整合性も踏まえつつ、宮下公園を「フットサルコート計画書」を核としたスポーツ公園へ改良すべきと考えるが。また、改良にあたっては、PFIなど民間活力を導入するのはどうか。

区長:宮下公園は都市公園としての位置づけがされていながらホームレスに占拠されている状況を踏まえ、自立支援センターと平行しながら解決していかなければならないと認識する。「ガイドプラン21」にも方向性が示されているので今後の検討課題としたい。

「ホームレスの居住場所を確保し」と留保を付けているが、伊藤は宮下公園のナイキ公園化が、明らかにホームレス排除の一貫として行われていることを確信犯的に表明している。
この他にも伊藤は、代々木公園で陸上女子実業団チームの女性選手たちが、ホームレスに追いかけられた逸話などを持ち出して、治安上もホームレスは問題であるという趣旨の発言を行っている。世の中には、女性の下着を手鏡で見て喜ぶ大学教授や満員電車の中で痴漢行為に及ぶ裁判官もいる。こうした事件が発生した際に、大学教授や裁判官全体が色情狂扱いされただろうか。代々木公園の出来事も事実かどうかも疑わしいが、伊藤はこの事件から何を根拠にホームレスの人々全体が治安上の問題だと主張しているのだろうか。

きれいな街は、ひとの心もきれいにする?!

渋谷区議には、この伊藤たけしと結託している長谷部健という議員がいる。長谷部はもととも広告代理店のサラリーマンだったが、green bird という環境NPOを立ち上げて、企業からカネを集めて環境活動をはじめたが、2003年に渋谷区議に立候補して議員となった。長谷川たちのNPOがやっていることは、「ゴミ拾い」である。こんなNPOにカネを出す企業も企業だが、「きれいな街は、ひとの心もきれいにする」という、ぞっとするキャッチフレーズを掲げて、全国の市街地でゴミ拾い運動を行っている。最近では、パリにまでのこのこ出かけていってこの「ゴミ拾い」をやったらしい。

アルピニストの野口健のように、富士山のゴミを拾う活動を象徴的に運動化するのは賛同できるが、渋谷や原宿など繁華街で、企業からカネをもらってゴミを拾って「心がきれい」とは「ちゃんちゃらおかしい」としかいいようがない。
伊藤たけしと結託して宮下公園のナイキ化計画を推進してきたこの長谷部健に聞いてみたいのは、「街をきれいにする」というキャッチフレーズの意味には、ホームレスを追い出すことも含まれるのかどうかということだ。もちろん、そんなつもりは無いと否定するだろうが、相棒の伊藤たけしは、この点について確信犯的であるし、それを一見きれいな環境キャッチフレーズでカムフラージュしてやっている分だけ、長谷部健のほうが、もっとあくどいといえるだろう。

ナイキ・ジャパンから支援を受けている長谷部議員

さらに、長谷部健が議員として問題だと考えられるのは、主宰するNPO法人green birdが、今回のプロジェクトの主役であるナイキ・ジャパンから支援を受けていることだ。宮下公園のナイキ化計画に直接の利害を持つナイキ・ジャパンから金品を支援されているとしたら、地方自治体の議員としては大いに問題だろう。ナイキ・ジャパンにとっても、このことは贈賄行為と受けとめられても当然であり、コンプライアンス上、問題視されるべきだ。ナイキという企業は、かつて80年代、製造委託先の東南アジア、インドなどの工場で人権を無視した労働条件のもとで、少年少女なども強制労働させていた実態が告発され、世界中の人権団体やNGOから袋叩きにあったという苦い経験を持つ。ホームレスを追い出してナイキ公園を作るという今回のプロジェクトで同じ轍を踏むのだろうか。

しかし、私にとって最も不愉快なのは、他方で「きれいな街は、ひとの心もきれいにする」というスローガンを何の疑いも持たずに受け入れている人々がいることだ。自分の身のまわり、視野に入ってくる世界はこぎれいにしておきたいが、他の世界で起きていることには無関心。そこには、ホームレスが生まれてくる根本的な問題には目を向けず、渋谷区からとりあえず消えてくれれば良いという小市民エゴがありはしないか。賢明な渋谷区民は、そんな連中ばかりではないと思いたいが、伊藤たけしや長谷部健のような人物が議員に選ばれてくる背景には、ホームレスの居場所を考えることよりクールなナイキのブランドマークを眺めていたいという小市民ブランド主義が透けて見えてくる。

人々の心に巣くう小市民ブランド主義

日本の環境ブームは、「ロハス(Lifestyles Of Health And Sustainability)」という広告屋がでっちあげた実体のない言葉のまわりでこの島国の中だけでガラパゴズ的に盛り上がってきた。どんな内容か知らないが、この長谷部健という議員もシブヤロハスプロジェクトという環境運動を提案したと得意気に自分のホームページで報告している。ロハスという言葉は、もともと米国からやって来たということになっているが、米国に行ってこんな言葉を叫んでもキョトンとされるだけだから、気をつけたほうがいい。こんな言葉をありがたがっているのは、世界の中でもこの日本だけだ。
そしてロハスブームがたどり着いた果てが、「きれい」という言葉を掲げ、異質なもの、汚いものを排除するホームレス排斥運動であるとすれば、そんな「環境ファシズム」は糞食らえだ。

都市、街というものは、もともと猥雑なものである。ヤクザもいれば、娼婦もいる。世界の富を独り占めする奴がいる限り、貧富の格差やホームレスも決してなくならない。長谷部健や伊藤たけしのように、そんなにロハスやキレイな街がお好きなら、ツアーでも組んでさっさと北朝鮮の平壌にでも行ってしまえばいいのだ。

排除の論理に基づく環境議論はファシズムにつながる

ここであらためて確認するまでもなく、宮下公園のホームレスは、我々と同じ世界の住人であり、日本国民である。彼らが何らかの理由で路上生活を余儀なくされていることは、我々が直面している社会の現実であり、その現実はゴミのようにゴミ箱に捨ててしまえばどこかに消え失せてしまうものではない。ホームレスの人々が目の前で生活している現実とまず向き合うことから始めなければ、全ての環境議論はファシズムに直結してしまうだろう。
かつてのナチスドイツは、健康、清潔であることを国民の義務として、スポーツを奨励した。それと同じように現代のファシズムは、ナイキのようなブランドとともに環境やスポーツの衣をまとって出現してくる。

ナイキのロゴマーク、スウッシュ(Swoosh)は、トップアスリートたちに巨額の契約料を支払ってクールなブランドイメージを構築し、最も成功したブランドとなった。クール(きれい、かっこいい)とは、「汚い」「かっこわるい」の対極にあるイメージであり、ナチスのブランド「ハーケンクロイツ」がそうであったようにように、異質なものを排斥することでイメージを維持しようとする。最も成功したブランド、ナイキのスウッシュ(Swoosh)には、今、こうした危うさが生まれているとあえて指摘したい。

そこで、ナイキ・ジャパンに提案がある。長谷部健や伊藤たけしのような連中の口車に乗って宮下公園のネーミングライツ(命名権)に無駄金を払うよりも、ホームレスの自立支援に賛同する方が、これからのブランドイメージ向上には余程役立つのではないか。
クールよりも共生(コモンズ)である。ナイキのように独り勝ちしたブランドは、いずれ陳腐化(コモディティ化)のリスクに直面する。どこを見てもナイキで埋め尽くされる状況が生まれるのだからそれは当然の帰結といえる。それを防ぐ唯一の方法は、ブランドを「コモンズ(共有地)」化していくことだ。

「クールからコモンズへ」なかなかいいキャッチフレーズだと思うが・・・

(カトラー)

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ばらまき補正予算の影で進行する日本農業の緩慢なる死

Photo8月にも想定されている衆議院総選挙に向けて、地方票の取り込みを狙った農家へのばらまき・アナウンス合戦が激しさを増している。

そもそもの発端は、先の参議院総選挙で、民主党の小沢一郎代表が農家に対する「戸別所得補償」という政策をぶち上げ、自民党の牙城ともいえる農村票を鷲掴みにして、参議院総選挙に大勝、参議院における与野党、逆転状況を作りだしたことにあった。

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米粉が日本の農業を救う?

Spe1_ph_07_2 米粉が入ったパン、麺、スイーツなど米粉入りの食品をあちこちで目にするようになった。

先日もスタバで1個320円で売っている「米粉ロールケーキ」を食してみると、食感がふんわりと柔らかで、なかなかいけると思った。カリスマパティシエとして有名なモンサンクレールの辻口博啓シェフもスイーツ向けに小麦粉を100%代替えできる米粉「リファリーヌ」を製粉会社と共同開発して、その米粉を使ったスイーツを色々作って評判をよんでいる。

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木造ドミノ住宅とウッドマイレージから見える住宅産業の未来

Mokuzou_domino_photo このブログで以前紹介した東京町家の迎川さんが、いよいよ動き始められた。迎川さんとは、「あたり前の家」ネットワークでご縁があり、そのサイトで往復書簡ブログをやらしていただいているのだが、その迎川さんが、今春からいよいよ『木造ドミノ研究会』という、工務店ネットワークを立ち上げられたのだ。

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My箸から考える環境ファシズムあるいは森の再生

My_hashi 前回、前々回と環境問題に関する記事をエントリーしたが、環境問題に対して、ことさら関心が高かったり、積極的にコミットしようとしているわけではない。実のところ、世間の地球環境を守れという大合唱には、どこかしら胡散臭さを感じてしまう。

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日本農業の出口

Cozmos2 毎年の夏に、妻の実家に里帰りすると、そこに美しい光景が広がっている。コスモスの花畑だ。実家の周り一面にコスモスの花が咲きほこっている。
老いた両親が住む家は、稲作と酪農を中心に営む山間の農村にあるのだが、里帰りする度に感じるのは、その美しい「コスモス花畑」が、年々拡大していることだ。

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「未来都市」群馬県・大泉町のCANTA GALO

Nishikoizumi_canta_galo 群馬県の東武伊勢崎線、館林駅から小泉線という単線が西に向かって伸びている。その小泉線の終着駅、西小泉駅に降り立つと目の前に立ち現れる光景に誰もが驚かされるだろう。
昔の西部劇映画に出てくるような、三角屋根の駅舎には、30分間に一本程度しか電車が往復しないので、人影もまばらで駅員もいない。駅前の広場に降り立つと、立ち並んでいる商店にポルトガル語の看板が掲げられていて、ここが日本とはとても思えない景色が広がる。

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安倍晋三の敗北と小沢一郎のサブマリン戦略

Ozawa_02 参議院選挙後、このブログでも取り上げた安倍首相の「カメラ目線」に変調が見られる。以前は、カメラだけを正視して喋っていたのが、チラチラとインタビューする記者に目線を送る動作を織り交ぜるようになったのだ。「首相のカメラ目線」のことは、このブログだけでなく、様々なところで不評をかっていたようで、それに懲りたのか、あるいは無能なPRエージェントのクルクル変わるご託宣に相変わらず生真面目に従っているからなのか、「メディアへの露出」の仕方をしきりに工夫している様子がうかがえる。

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ジェントリフィケーションの錬金術と向島ルネサンス

Ts_tower01 このブログの「谷根千(やねせん)」に関するエントリー記事でも取り上げたが、都市再開発の手法に「ジェントリフィケーション」という考え方がある。
根津はもともと交通の便の悪い、ひなびた下町に過ぎなかったが、地下鉄・千代田線の開通で都心へのアクセスが良くなったことをきっかけに、80年代に入ると、アーティストや編集者たちが移り住むようになった。

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あたり前の家づくり運動とコモン・センス

Atarimae_book_image 10年ほど前になるが、実家の建て替え話が持ち上がり、どんな家を建てるのかについて研究したことがあった。人並みに住宅雑誌を買い込んで眺めたり、住宅展示場に足を運んだりしたが、驚かされたのは、日本の住宅は、良く言えば百花繚乱、工法(建築材料)×デザインパターンの数だけヴァリエーションがあって、さながら通販カタログ化している現実だった。

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地域雑誌「谷根千(やねせん)」の休刊とジェントリフィケーションの罠

東京下町の情緒が残る町として人気スポットになっている「谷根千(やねせん)」。その名付け役にもなった地域雑誌「谷中・根津・千駄木」が、09年春に休刊することになった。作家の森まゆみさん(52)ら子育て中の母親4人が、84年10月に創刊。年4回の季刊で、郷土史や地域の魅力を掘り起こし、読者は海外にまで広まった。(MSNニュース:毎日新聞より)

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上海ヒルズとバベルの塔 ~森泰吉郎からのメッセージ~

Shanghai_hills3 森ビルが中国の上海市で建設中の地上101階建て超高層ビル「上海環球金融中心」(高さ492メートル)など都市開発プロジェクトの名称を「上海ヒルズ」と決めたことに対し、上海市当局が「まず英語ありきの名称は認められない」などと不快感を示していることが22日、明らかになった。 (Fuji Sankei Business i.より)

森ビルが上海に建設中の超高層ビルに「上海ヒルズ」という名称をつけたことに対して、中国当局より待ったがかかった。

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農業を成長ビジネスに変えた「植物工場」

Tomato_plant 日本の農村では、高齢化と後継者難から農地の荒廃が急速に進んでいる。
ところが、専門家によれば「農業」は、今や成長ビジネスとして位置づけられるようになったという。そんな成長シーンは、一体どこに行けば見れるというのか?と疑問に思っていたら、大手町のど真ん中に、その現場があった。

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ラビリンス(迷宮)築地の女神

Mako0111 久しぶりに土曜日の築地を歩いてみて驚いた。

場外市場の人出が多く、以前では考えられない賑わいを呈している。よくよく見ると場外市場の店舗の顔ぶれも入れ替わり、新顔のすし屋があちこちにできていて、どこもいっぱいである。昔の築地は、土曜日の昼下がりともなれば、仕込みにきたプロの姿も消え、閑散とした印象だったが、まるで様変わりだ。

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スマート・アパートメントが目指すアパート市場のパラダイムシフト

renewal_room_small 都市の住宅インフラの中で「暗黒大陸」のような存在といわれるのが、「アパート」である。

1960~70年代、多くの若者たちが東京や大阪などの大都会をめざしたが、そうした都市流入者の受け皿として大量に建設されたのが「アパート」だった。90年代の土地バブル時代には、相続税対策と土地活用の手法として、やはり大量のアパートの建設ラッシュがあった。借金をしてアパートを建てれば、相続発生時の相続税が軽減でき、しかも、ハウスメーカーなどが、土地オーナーに対して入居者の有無にかかわらず賃料の6割程度を保証するという、「家賃保証」のシステムを始めたことで、地方都市も含め全国で一気にアパートの建設が加速した。

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釜竹で恋人と饂飩を食す

kamatake 根津権現の入口近くにできた讃岐饂飩の店「根の津」をとりあげたことがある。その同じ根津に「釜竹」(かまちく)という饂飩の名店がまたひとつオープンした。

釜竹は本店が大阪の羽曳野にあり、関西でも名の通っている名店だが、その東京店が根津にオープンしたのだ。

饂飩を好んで食すようになったのは、実は最近のことだ。

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ハーフリタイアという生き方

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米国のベンチャー経営者や、猛烈な仕事ぶりで知られる金融ディーラーの中には、30代で稼いで40代になったらリタイアすると公言している人が少なくない。スポーツ・アスリートと同様、ベンチャーや金融ビジネスの激務とストレスには、若い体力と知力がなければ耐えられないということなのだろう。日本では、あまりそういう話を聞かなかったので、日本人には馴染まないライフスタイルなのだろうと勝手に思いこんでいたが、「ハーフリタイア族」と呼ばれる人々が登場してきているらしい。

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賃貸住宅の悦楽

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賃貸マンションやアパートというと決まり切った間取りと、狭苦しい空間というイメージしかなかったのだが、その常識に挑戦する取り組みが現れている。

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屋上ペントハウスのバスタブから隅田川の夜景を眺める生活

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東京R不動産を主宰する馬場さんから、新しいプロジェクトの内覧会の通知をもらった。門前仲町にあるオフィスビルを住居に転換する「コンバージョン」を手がけることになり、そのビルをスケルトン状態で一般に公開する内覧会イベントを開催するという。

おひさしぶりです。
今日は、今進めているプロジェクト、門前仲町リノベーション物件のスケルトン内覧会へのお誘いです。
三井不動産が門前仲町の隅田川沿いに所有していたオフィスビルを、レジデンスに改造しています。
業界最大手がとうとうオフィスコンバージョン。数年前にはゲリラ的に動き始めた頃から考えると、
東京も大きく変わっていることを実感しています・・・・・

そのオフィスビルは、東西線、門前仲町の駅から隅田川に向かって7~8分ほど歩いた、永代橋の手前にあり、三井不動産がバブルの地価高騰期に地主との共同事業によってオフィスビルとして建設したものだった。

中小オフィスビルの再生手法「コンバージョン」

ここ数年の都心の高層オフィスビルの建設ラッシュによって、こうした中小ビルの需給バランスは完全に崩壊してしまった。都心のオフィスビルの賃料は、バブル時代のピーク時には、坪当たり10万円を超えることが珍しくなかったが、この10年でほぼ半分以下に下落し、現在では丸の内であっても古いビルなら3万円以下で借りられるケースも出ている。バブル時代の強気なオフィス需要予測を頼りに、門前仲町や月島といった都心の周辺部は、競ってオフィスビルが建設され、そうした物件は、2~3万円の賃料がとれることを前提に事業計画が組まれているケースが多い。この水準の賃料を出すなら、都心のビルを借りることができるのだから、苦戦するのも当然だ。2003年が都心のビル供給ラッシュの年といわれたが、そのしわ寄せは、結局中小ビルが負うことになった。しかも大型ビルの大量供給は今後も続くので、中期的に見ても中小オフィスビルの需給環境は、回復の見込みが立たないという状況だ。
そこで、オフィスビルとして建設された物件を住居に転換する「コンバージョン」が脚光を浴びることになった。オフィスとしての需要は厳しくなったとしても、都心に近いという立地を生かして住居として提供すれば、借り手がつくだろうという思惑からだ。しかし、もともとオフィスビルとして計画された建物を無理やり住居に転換するわけだから、ことはそんなに簡単ではない。間取りの制限を乗り越える工夫や、住居として使えるよう新たに設備を加えるなどのリノベーションが必要となる。

見たことのない空間を都市に創り出す

東京R不動産の馬場さんは、オフィスビルのコンバージョンが専門というわけではない。使い手のいない工場や倉庫の空間を活かしてオフィスや住居に転換するなど、もっと広い意味で、都市の中で見捨てられていたような空間に知恵とアイデアで命を吹き込み、誰もが驚くような形で再生させるプロジェクトを手がけてきた。不動産業というとブローカーというイメージが強いが、馬場さんの仕事はその対極にあり、まさにクリエイターの名にふさわしい。馬場さんは大学で建築を専攻し、某大手広告代理店でイベント・プロデュースなどを手がけた後、不動産業の世界に飛び込んだ。「誰も見たことのない空間を創り出すことが好き」という馬場さんが主宰する東京R不動産のホームページには、こうした視点に立って手がけられた再生プロジェクトや、住宅情報誌などでは決してお目にかかれない「特殊物件」が数多く紹介されていて、月間のアクセス数が10万件を越える人気サイトになっている。
この馬場さんが手がける「コンバージョン」プロジェクトなので、ユニークな取り組みが随所に見られた。
馬場さんは、まず、このどこにでもありそうな中小オフィスビルが、隠し持っていた住居としての潜在的価値に着目した。それは、ビルの北西側、隅田川に面した展望だ。月島、佃島の高層タワーマンション群が広がり(写真)、はっとさせられるような展望が目の前に現れる。

天井をぶち抜き、屋上にペントハウス

この風景に感動して、このビルの再生コンセプトがイメージできたという。驚いたことに馬場さんは、この風景を眺めることができるようにとバスタブを置いたペントハウスをビルの屋上に作ってしまう。最上階(10F)の部屋の屋根をぶち抜き、このペントハウスと螺旋階段で結ぶというプランだ。世にいくつか出回っているオフィスビルをコンバージョンしたマンションは、一般のマンションの間取りを無理やりオフィスビルに押し込んだという印象がどうしてもつきまとうのだが、ここまでやってしまうと、これはもう全く別物、オフィスビルの痕跡を全く残さない空間として生まれ変わる。
その他にも、あらかじめプロジェクターとスクリーンが設置されているシアタールームや壁面全体が書棚になっている部屋など、ユニークなコンセプトのルームが計画されている。しかも、これらを全て賃貸住宅として提供し、最上階のペントハウス付きルームなど、いくつかの部屋についてはオークション方式で借り手を決定し、賃貸住宅だけれども、借り手の意向を内装工事などに反映させていくつもりだという。

不動産のマーケットというのは、個々の物件が、×LDKというように規格化されているため、立地、建物の築年、賃料という軸にほとんどがプロットできるというのが常識となっている。しかし、この常識は、一見分かり易く便利なように見えるが、実は供給者側に立った論理であることに気がつく。人の暮らしとか人生は、×LDKという規格化された空間に押し込まれてしまうはずがないからだ。馬場さんのいう「空間を楽しむ」という言葉は、言い換えれば「人生を楽しむ」「自分の暮らし方を追求する」ということでもある。

屋上ペントハウスのバスタブに浸かり、高層マンション群が立ち並ぶ隅田川の夜景を眺めながらワインを楽しむ・・・・こんな暮らしが賃貸住宅で可能になるというのだから驚きだ。ほんとなら私がまず借り手として手をあげたい所だが、既に住宅ローンを抱えて、身動きができない。う~ん残念!

(カトラー)

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そうだ、栃木、行こう②:クルマをすてよ、町へ出よう

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栃木では、クルマが無いと暮らしていけない。
東京を中心として放射状に広がる交通インフラ網は、栃木や茨城あたりまでくると網の目が急に粗くなり、クルマしか交通手段が無くなってしまうからだ。そのためか、立ち寄った茂木の「道の駅・もてぎプラザ」がやけに繁盛していた。

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そうだ、栃木、行こう①:日本のスローライフ運動の原点「益子」

NEC_0263NEC_0262このブログに何回も登場しているクリングルの村井君は、栃木県の出身で、持ち前のフットワークの良さと人間力を活かして東京のメディアや人材をネットワークして那須湯本温泉などの地域興しの仕事をてがけている。昨日は、村井君の誘いで益子を案内してもらった。

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沖縄の「命を育むインフラ」をみならえ!

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週刊!木村剛に「地方自治体は破綻するのか!?がんばれ沖縄」という記事がエントリーされ、沖縄の経済格差の問題について「オレのアイ」さんの解説が取り上げられている。

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那須温泉ふたたび~地域再生への視点~

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<那須の秘湯・大丸温泉>

先週末、半年ぶりに那須温泉にでかけた。
このブログを始めたきっかけが、社会起業家の村井君が企画した「那須高原まったり温泉バスツアー」に飛び入り参加したことだということは、以前の記事で紹介したことがある。

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世田谷区の苦悩、団塊世代を活かす道

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<ユニークなデザインのアムステルダムの老人向けハウジングコンプレックスOklahoma >

生まれてこのかた、下町と呼ばれる地域にへばりついて生きてきたので、「山の手」のことはあまり良く知らない。
けれど、あるフォーラムで世田谷区の行政担当者と話す機会があり、彼らが今、大きな悩みを抱えていることを知った。

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セキュリティ意識の究極は「他力本願」

昨年、パリを旅行した際に知人の女性が私の目の前でひったくりにあってしまった。

訪問した某有名化粧品メーカの正門を出て、クルマに向かって歩き出したとき、突然エンジン音が響き、オートバイに乗った2人組が、女性のそばを走り抜けたかと思うと、彼女が持っていたバックをひったくり、そのまま走り去った。日本人を対象としたこうしたひったくり事件が頻発していると事前に聞いていたので、かなり注意はしていたのだが、一瞬のスキにつけ込まれた。幸いとその女性に大きな怪我はなく、盗られたものも代替えがきくものであったので大事には至らなかった。日本男子として一緒にいた女性をひったくりから守れなかったことは全くもって恥ずかしいと落ち込んでいると、現地のガイドが、こうした連中に狙われたら防ぐことは難しく、なによりも重要なのは狙われないようにすることだといって慰めてくれた。

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「日光」は世界ブランドとして再生すべし

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日光の元気がない。日光だけでなく、高度成長期には団体客で溢れかえった全国の温泉場に閑古鳥が鳴いており、地方経済の凋落ぶりを象徴する風景になっている。木村剛氏の「週刊!木村剛」でもこうした状況について取り上げたJUKE BLOGさんの記事が紹介されていた。


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アトム通貨が発進!10万馬力が10円

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早稲田・高田馬場で「アトム通貨」という地域通貨の取り組みが始まった。4月11日には高田馬場駅前で記念パレード&イベントが開催された。

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足立区東和銀座商店街の試み

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<足立区・東和銀座商店街>

日本のトップエグゼクティブたちが集まるオフィス街「丸の内」のことを取り上げたなら、ぜひとも言及しておかねばならない街がある。他でもない我が地元、足立区の東和銀座商店街である。土曜日に加藤敏春さんが主宰するエコミュニティ・ネットワークのフォーラムがあり参加したのだが、ゲストスピーカーとして東和銀座商店街の理事長、田中武夫さんが参加していて、直接話を聞く機会を得た。

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【北千住○I○Iの勝算】

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カトラーの地元である北千住で、丸井の新店舗が27日にオープンした。首都圏のターミナル駅の中でも北千住は最後の大規模再開発案件といわれ、再開発プランに着手してから丸井のオープンまで20年を要したという。地元の地権者間の調整が遅々として進まなかったのが大きな理由。この間、さまざまな百貨店、スーパーの名前が再開発の核店舗候補として上がっては消えた。あの「そごう」や「西武」も一時は有力と伝えられたが、バブルの崩壊とともに聞かなくなり、結局、イトーヨーカドーと丸井の一騎打ちになった。北千住はイトーヨーカドーの発祥の地でもあり、最後まで粘ったようだが丸井が出した条件には敵わなかったという。意外なことに、この北千住店が丸井にとっては最大規模の店舗となる。

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【源泉、かけ流しブームの功罪】

 那須温泉には有名な鹿の湯がある。那須温泉の発祥の地でもあり、開湯したのは1300年前にさかのぼる。昔、傷を負った鹿がこの湯で傷を癒したことからこの名がつけられたという。とろりと白濁した湯は、PHが2.5もある強い酸性硫黄泉だ。鹿の湯には古びた木造の湯治場が建てられ、共同浴場として開放されていて、この湯を求めて全国から温泉ファンが集まってくる。
 私と村井君はこの鹿の湯を訪ね、鹿の湯を管理する室井さんに色々話を聞くことができた。
驚いたことに鹿の湯を訪れる客数は、この5年で5倍になり、年間15万人にのぼるという。小さな掘っ立て小屋といってもよいような湯治場に15万人という数はあまりに不自然でイメージが湧かなかったが、室井さんいわく「夏のピークシーズンには1日で1000人ものお客様が来られ、浴場は芋洗い状態になります」。

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【おそるべし30代のOLパワー2】

那須温泉郷に到着した翌日の土曜の朝から湯巡りが始まった。湯巡りといっても那須の温泉場は歩いて回れる場所にはなく、茶臼岳の麓にいくつかの温泉場が点在している。中腹には白濁した硫黄泉で有名な鹿の湯と元湯地区、山を登って行くと最奥地の標高1300mの地域には秘湯 大丸温泉がある。先ず大丸温泉に行って麓に下りてくるというのが順当なコースだ。

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【那須高原まったり温泉バスツアー】

「那須高原まったり温泉バスツアー」なるものに、縁があって飛び入り参加した。

OLを読者にするフリーペーパー、シティリビングが主催したこのバスツアーは参加者のほとんどが30代のOL。金曜日の夜、新宿を出発するバスに乗って那須温泉に向かい、翌日のんびり温泉めぐりをして、溜め込んだストレスや疲れを癒してもらおうというユニークな企画だ。参加費もバス代、宿泊代まとめて1万円と超お値打ちとあって、私が乗り込んだバスは既にOLたちで満杯だった。
30代のOLのツアーに40代のオヤジである私ことカトラーがそもそも何故参加するのか?やっかみ(?)もあってか周りからさまざまな憶測を呼んだ。どんないきさつでこのバスツアーに参加することになったのか説明しよう。
 

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